桜を見にちょっと遠くの自然公園まで行ってきました。そうしたら子どもたちが何やら捕まえている様子。よく見たら「おたまじゃくし」がたくさん!おたまじゃくしの飼育は、理科に興味を持たせる良い経験になると思い「ヒー、おたまじゃくしをつかまえて、カエルになるまで育てよう!」「いいねぇ!」ということになりました^^
目次
おたまじゃくしはどこにいるの?時期はいつ?
浅くて、温かい、水辺に居ます。水田や用水路が良いですが、都会だとそうそうありません。
そんな時は、大きめの自然公園の小川や小さな池があるところをのぞいてみてください。おたまじゃくしは水の流れが少ないところを好みます。
カエルは春に産卵しますが、カエルの種類によって時期が違うので、春先から初夏辺りまで、おたまじゃくしには会えるようです。水田などでは田植え後におたまじゃくしがたくさん見られます。
千葉北西部の自然公園では4月初旬の今、大群で居ましたよ^^ でも生まれたばかりと思しき小さなおたまじゃくしもいたので、まだ卵もあったのかな…。それとも種類がちがうのか…。
来年は卵から育ててみたいので、もう少し早めに行ってみることにします!
おたまじゃくしを捕まえるには、なにが必要?
私たちはおたまじゃくしを捕まえに行ったわけではないので、何も持っていませんでした^^;
すくうもの
おたまじゃくしは、網ですくうだけで死んでしまうものもいるので、できれば紙コップなどで直接触れないように水ごとすくえるものがあると良いです。
採集現場の子どもたちは、小さめの虫取り網やお砂場遊びのふるいで捕まえたり、素手や、フリスビーですくったりしている子もいましたよ^^
私たちは、素手で水ごとすくって捕まえました(生まれて初めての経験です。かあさん、がんばったよ)。
入れるもの
容器は、虫かごが一番いいですが、家に帰るまでの一時的措置として、空き瓶に入れたり、空きペットボトルに入れたりしても大丈夫でしょう。
私たちは容器を持っていなかったので、手持ちのジップロックに入れて持ち帰りました^^
長靴か、サンダルなど濡れてもいい靴
たいていぬかるんでいるので、長靴か、サンダルなどの濡れてもいい靴があると、靴を気にせずに採集できます。靴をどろだらけにしてお母さんに怒られている子どもらを複数目撃しましたw
おたまじゃくしはどうやって捕まえる?
素手での捕まえ方です。
両手をお椀の形にして、そうっと両手でおたまじゃくしを挟み込むように水と一緒にすくいあげると、すくえました。片方からすくおうとすると、反対の方へ逃げてしまうので、両手で挟み込むのが成功率が高かったです。
ウシガエルには注意!
カエルで気をつけなくてはいけないのは、ウシガエルです。ウシガエルは特定外来生物のため、飼育はもちろん、生きたまま運搬や生かしたまま逃がす等をすると300万の罰金または3年以下の懲役となりますのでご注意ください!
ウシガエルのおたまじゃくしは相当大きいので(1匹で手のひらいっぱいに乗るくらい^^;)、間違えないとは思いますが、念のためご注意ください。今日そのサイズのおたまじゃくし採ってた子がいたなぁ…^^;
カエルの絵本で予習復習
幼児には、こちらの絵本で概要を教えられます
こちらは、卵からかえってカエルになるまでの過程がよく描かれていて、カエルたちの楽しそうな姿を見られる絵本です。ちょうどこの絵本を図書館で借りて読んでいたところだったので、今回のおたまじゃくし採集はヒーの興味関心にどんぴしゃでした^^
生き物好きのお子さんには、図鑑で詳しく!
カエル 育てて、しらべる 日本の生きものずかん 2日本で見られるカエルを紹介している図鑑です。生き物好き・カエル好きのお子さんならきっと好きになる本です。アマガエルの育て方も載っています。子どもでも理解でき、どこでも手に入る材料を使った簡単なものなので、役に立ちますよ^^
寝る前に急に「お絵かきしたい!」というので、「どうぞ」と言ったら、せっせとおたまじゃくしの絵を描いていました^^
後ろ足が生えたら、前足が生えたら、カエルになったら、のタイミングでまた絵を描かせてみようとおもいます。並べたら3歳児なりの観察日記になりそうです^^
おたまじゃくしのエサはなに?育て方は?
採ってきたはいいけれど、どうやって育てるの?水替えは必要なの?エサはなにをあげればいいの?何日でカエルになるの?
はじめてのおたまじゃくしの飼育、気になるところを調べてまとめました。
とりあえず今日は、採集現場で小学生たちに聞き込みした、「パンくず」を少々入れておきました^^
>>>おたまじゃくしの育て方は?エサは?何日でカエルになるの?
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