子育てに関する本を読んで自分用のメモを取り、どんどん生活に取り入れていきたいと思っています。最近は【子どものからだと健康】をテーマとした本を読んでいますが、次に手に取ったのは【学校では教えてくれない! 子どもの運動神経をグングン伸ばす スポーツの教科書】です。
本の概要
著者は、フィジカルトレーナー/フィットネスモチベータ―の中野ジェームズ修一さんです。フィジカルとメンタルの両方を指導できる日本では数少ないスポーツトレーナー。伊達公子さんや福原愛さんなどの指導に携わってきた方で、雑誌「Tarzan」などでの監修も数多くされているそうです。
- 出版社/メーカー:KKベストセラーズ
- 著者:中野ジェームズ修一(フィジカルトレーナー/フィットネスモチベータ―)
- 発売日:2012/6/5
- メディア:単行本(ソフトカバー)
内容自体は、小学生の親向けでした。幼児の親としてどう取り入れていけるか、の視点で読んでいきます。
目次の抜粋
STEP・1 子どものカラダを知ろう!
STEP・2 遊びながらストレッチをしよう!
STEP・3 家族で食事を見直そう!
STEP・4 正しい「筋トレ」をしよう!
STEP・5 子どもをやる気にさせよう!
STEP・6 楽しく「体幹&バランス」を鍛えよう!
STEP・7 親の役割を理解しよう!
親子ストレッチの写真入り解説がたくさんあるところも良いし、親の心構えなども記述があるのが参考になります。ストレッチはもちろん、食生活や普段の生活での気をつけるポイントなど、ちょっとしたことで運動能力をアップできることがたくさん載っています。
この本を読んで知ったこと
「子どもの体は、常に成長しているため、年代別に身につけるべき運動能力が違う」のだそうです。
11歳以下…様々な動作に挑戦し、スマートな身のこなしを得る(脳・神経系)
12~14歳以下…軽い付加で持続的な運動を実践し、動作を長続きさせる能力を身につける(呼吸・循環系)
15~18歳以下…負荷を増大させ、動作を長続きさせるとともに、力強さを身に付ける(筋・骨格系)
幼児ならなおさら、早期教育のように3歳からサッカー!とかバレエとか1種目のスポーツのみにこだわり過ぎないことが大事ですね。小さい頃から一つの種目のみを過剰にすると、肩や肘などの関節を故障するスポーツ障害になりかねません。実際、ヒーが通っている3B親子体操の先生も、小学生の頃ミニバスケをやりすぎて膝を痛め、バスケができなくなってしまったことがあるそうです。
「予防法は、左右非対称のスポーツと同時に、水泳など左右対称のスポーツを取り入れること。」
これまで、ヒーが寝返りの苦手な方をできるように工夫したり、ボール投げやサッカー遊びをする時にも、体のバランスを意識して、利き手・利き足と反対の方でも投げたり蹴ったりするように声かけしてきました。専門家の方がこう言っていることを目にして、自分のやってきたことは合ってた!と嬉しい気持ちです。