子育てに関する本を読んで自分用のメモを取り、どんどん生活に取り入れていきたいと思っています。【子どものからだと健康】をテーマとした本を読んでいますが、次に手に取ったのは【「体を温める」と子どもは病気にならない】です。
本の概要
著者は、二児の母でもあり、医師・石原クリニック副院長である、石原新菜(いしはら にいな)さんです。
- 出版社/メーカー:PHP研究所
- 著者:石原新菜
- 発売日:2012/2/10
- メディア:単行本(ソフトカバー)
「子どもは風の子」なんて昔の話。いま、子どもの低体温が問題になっています。体の冷えは、免疫力の低下につながり、病気の要因になります。元気な子どもに育つ、体を温める生活習慣、安心な発熱・心配な発熱の見分け方、様子がおかしい時の対処法など、子育て中に知っておきたい家庭医学の情報がいっぱい。
目次の抜粋
第1章 時代が変われば常識も変わる!Dr.ニーナの“新”子育てアドバイス(子どもにいいと思っていたことが実はからだに悪いことだった! Dr.ニーナからのQuestion子どもを冷やす習慣がついていませんか? ほか)
第2章 冷えきったからだを温める子どもの食べ物・食べ方(早わかり陽性食品・間性食品・陰性食品一覧表
いまの離乳食の常識が「冷え」を招いている! ほか)第3章 こうすれば体温が上がる 日常生活の注意点(体温が上がれば免疫力もアップする
そもそも赤ちゃんは冷えやすい ほか)第4章 こんなときにはこう対処しよう Dr.ニーナの処方箋(月齢・年齢別こんな症状・病気に注意して!
赤ちゃんは病気を経験しながら強くなる! ほか)
感想
かつては子どもの体温は高く、多少寒くても薄着で大丈夫でした。というのも、ひと昔前は平熱が37度以上ある子どもがほとんどだったからです。今は高くても36度台前半、平熱が35度台の子どもも少なくありません。昔に比べ、子どもの平熱は1度以上低下しているのだそうです。
私は36.1度が平熱、夫は35度台が平熱、3歳娘は36.8、9度あたりが平熱です。娘の体温を高くキープできるように、この本に書いてあったことを実践していきたいと思います。
後半には「Dr.ニーナの処方箋」と題して、症状別の対処法が載っています。ちょっとした症状の時に辞書的に読めるので重宝します。
読んでみて、生活に取り入れると決めたこと、メモなど
重要だと思ったことのメモ
- 体温が1度上がると、免疫力は5~6倍になる。白血球が効率的に働くのは、体温が36.5~37度の時。
- 発熱は、老廃物が増えた血液を浄化しようとしている体の防御反応である
- 発疹は、体内の老廃物を皮膚から出そうとしている反応である
- 赤ちゃんは、大人に比べて体内の水分が多いため、冷えやすい
- 鼻水や下痢は、体内の余分な水分を捨てて体を温めようとする反応である
体温をあげることの大切さがよくわかりました。
本の内容は、幸い既に実践していることも多かったですが、以下は、今から生活に取り入れると決めたこと。
- 冷たいオムツは保冷材と同じくらい冷えるということなので、オムツをこまめに変えよう
- 湯船につかると冷えが改善するということなので、毎日湯船につかる(現状毎日つかっているが、それを続ける)
- 夏も冬も肌着は1年中着せよう
- カルシウムを摂るなら、小魚・干しエビ・チーズで摂ろう
本の中にあったチェック項目は、もう習慣になりました。
- ほおをさわると冷たい→洋服を1枚プラスする
- 手足をさわると冷たい→靴下をはかせる
- くしゃみをする→洋服を1枚プラスする
- おなかをさわるとつめたい→腹巻をさせる
現在、ヒーの体質は「間性体質」でバランスが取れていて理想的な状態、とのこと。これをキープするために、陰性食品ばかりとらないよう注意し、寝る時だけでも腹巻をし、毎日湯船につかるようにしよう。