子どもの運動能力を伸ばせるのは親!お子さんはしゃがめる?

【子どものからだと健康】をテーマとした本を読んでいます。今読んでいるのは【学校では教えてくれない! 子どもの運動神経をグングン伸ばす スポーツの教科書】です。

 

本の概要


子どもの運動神経をグングン伸ばす スポーツの教科書

  • 出版社/メーカー:KKベストセラーズ
  • 著者:中野ジェームズ修一(フィジカルトレーナー/フィットネスモチベータ―)
  • 発売日:2012/6/5
  • メディア:単行本(ソフトカバー)

本の概要の詳細、目次の抜粋は、こちらの記事「子どもの運動能力を伸ばせるのは親!大事なのは体のバランス」をご覧ください。

 

この本を読んで知ったこと

定期的な「子どものボディチェック」が大事!特に「しゃがめる」かチェックを!

本に書いてあったボディチェックの方法を、載せておきます。

【横】…子どもにまっすぐ立ってもらい、横から見てみます。<耳たぶ~肩峰(けんぽう」は肩の最も上の部分)~大転子(「だいてんし」は両足でまっすぐ立ち、片足を前後に動かした時にぐりぐりと動いている骨)~膝横~くるぶし>が一直線になっていればOKです。

【正面】…子どもにまっすぐ立ってもらい、正面から見てみます。膝と膝の間が空いていればO脚です。つま先が外に向いていると踵部の位置がずれて骨全体の崩れをおよぼすばかりか、「足裏のアーチ」の形成にも悪影響を及ぼしてしまいます。

【足裏のアーチ】…足をつき、真横から見てみましょう。自然なアーチができていればOKです。曲線のない「偏平足」や、逆の「ハイアーチ」もよくありません。自然なアーチが形成されていないと、足が疲れやすくなるだけではなく、ジャンプ力や走力にも影響が出てくる場合があります。また、足で地面をつかみ体重を前や上に運ぶ役割も担っているので、スキップが上手にできない原因になっている場合もあります。

ヒー(3歳)のボディチェックをしてみたところ、【横】は問題なし、【正面】も問題なし、【足裏のアーチ】がすこ~ししかなくて、あれ?と思いました。あんなにジャンプや坂道を登ったり下ったり上手なのになぁと思い、ネットで調べてみたところ、アシックスのHPにこんな情報がありました。

 

3~7歳

身体を動かすことが楽しく、走る、跳ぶ、投げるなどの基本的運動を覚えていく時期。たくさん歩くことにより、大人に近い効率の良い歩き方を習得していきます。この年代は、合理的に体を支えるために大きな役目を果たす「アーチ」が発達していく大切な時期。アーチを発達させるためには、足指をしっかり使った歩き方をすることが大切で、 屈曲性のよい歩きやすい靴を選び、たくさん運動させてあげることが重要です。

アシックスのHPより

ちょうど今がアーチが発達していく大切な時期とのこと。ヒーは「足指で床に落ちたティッシュをつまんでゴミ箱に捨てる」技ができるので、このままたくさん基本的運動を続けていれば問題ないでしょう。

以前、保育園の見学に行った際、園長先生から「ハイハイはたくさんさせてあげてくださいね。上半身の筋肉が発達します。それから最近はかかとをきちんとつけてしゃがめない子が増えているので、遊ぶときはしゃがんで遊ぶように、たくさんしゃがませてください。」と言われたことがあり、これまで気をつけてきていて、ヒーは砂場でも家の中でもしょっちゅうしゃがんで遊んでいるのですが、なんと、この「ボディチェック」のページにも、「できますか?」という欄にしゃがむポーズが載っていたのです。
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この本には記述はありませんが、これまで高齢者に見られていた「ロコモ症候群(ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome:「運動器症候群」のこと)」が子どもたちの間でも増えているという事実もあります。そのチェック項目にも「踵(かかと)をつけてちゃんとしゃがめない」というのがありますので、ぜひたくさんしゃがんで遊ぶようにしましょう。

ご参考までに、リンクを貼っておきます。

NHK「クローズアップ現代」2014年4月23日放送:

子どもの体に異変あり ~広がる“ロコモティブシンドローム”予備軍~

 

 


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すー
おもちゃインストラクター・保育ナチュラリスト・UN DECOR講師による、子育ての知恵をシェアするブログです。天才児を育てるべくあの手この手で子どもと遊んでいます。私が子育てする中で大切にしていることや、年齢別のオススメ絵本、実際に買って良かったものなどを娘ヒー(もう9歳!)のリアクションとともに記録します。
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