あれから6年…。長かったような、短かったような気がしますが、津波の中継映像は脳裏に鮮明に焼き付いています…。
あれ以上の地震被害は起きて欲しくないですが、火山列島の日本に住む限り、まだ起きる恐れのある大地震はたくさんあります。
生き延びてこその人生、防災は個人の自己責任です。被災級の地震が発生したら、2~3日では物資が行き回るとは到底思えません。用意する時間はたくさんあります。ぜひ、今、やりましょう。
目次
子連れの防災ポイントは?何に気をつければいい?
私は2005年頃から突如地震に危機感を持ち、防災をしてきました。↓こちらにまとめてありますので再掲しておきます。
>>>大地震は必ずくる!子連れの防災ポイントは?うちの防災ノート。
季節ごとにサイズアウトした子ども服を入れ替えたり、賞味期限をチェックしたりして防災グッズの点検をしていますが、去年こちらの本を買い、内容に従って実践ノートに書き込んでいき、これで準備万端になった、と一安心できました。
被災ママ812人が作った子連れ防災実践ノート
子どものピックアップ順を事前に説明しておく!
子連れ防災ノートに書いてあってとても重要だと思ったのは、
子どもやペットや要介護の方がいる場合は、どこに連絡するのか、誰がピックアップに行くか、どう移動するか等、調べて決めておくこと。
※親子サークルで先生から教えていただいたことですが、非常時の子どもについて。とても大切だと思うのでシェアさせていただきます。
幼稚園児は「怖い」を認識できるので、PTSDになってしまいます。3.11当時幼稚園児だった現小学生で不登校が増えています。幼稚園は歩いて駆けつけられる最寄りが大前提。すぐに迎えに行くこと。小学生は1日待てます。その代わり事前に「もしもの時は、小さい子から順に迎えに行くから、遅くなるかもしれないけど、必ず迎えに行くから先生と待っていて」と伝えておくこと。中学生以上には、「体が無事なら最寄りの避難所で働け」と言っておく。大人は、「3日間は探すな。それぞれ頑張って生き延びていて」。
サイズのあるものは、自分で用意しておく!
これは私は完全に盲点だったのですが、「子連れ防災ノート」によると、
支援品の配布は「公平性」が重要視されます。サイズがあるもの(子どもの靴、ブラジャー)や一般的に緊急度が低いとされるもの(ビデ、サニタリーショーツ)は備えておきましょう。
と書いてあります。子どものオムツにしろ服にしろ、子ども関連のものはサイズがあるものばかりですよね。一般的に緊急度は低いけど、自分にはなくてはならないものは自分で用意しておきましょう。うちで考えられるのは家族の常備薬、娘の一番大好きなぬいぐるみ、娘のおやつ、などですね。
大人は多少お腹が空いても我慢はできますが、子どもは我慢ができません。なので子ども用のおやつはうちは多めに買って、少しずつ古いものから入れ替えて食べています。
防災用備蓄はどうしてる?
我が家では、防災用食品にプラスして、多めに食材を買って少しずつ入れ替えて使っていく、という方法を取っています。だいたい1カ月は家族3人なら生き延びられる量はあると思います。
水
なにはともあれ、水です。とはいえ全て飲める水でなくてもいいんです。分類して解説します。
【飲料水】
水の備蓄量といえば、「3リットル×3日分=9リットル」という基準をよく目にしますが、首都圏に被災級の地震が来た場合、とても3日で水が回ってくるとは思えないので自分で備蓄しています。
1日1人2L×20日×3人=120L(2Lの水6本入りダンボールが10ケース)を用意してあります。一度に買うと一度に賞味期限が切れるので、少しずつ買い足し、入れ替えていくのが良いと思います。
今チェックしたら、2ケース賞味期限が切れているのがありました。早速明日新しく2ケース買って入れ替えねば^^;
【生活用水】
断水時にトイレを流したり、顔を洗ったり、手を洗ったり、タオルを濡らしたり、するための水です。これはとにかく場所が許す限り用意しています。我が家にあるのは48Lです。とてもまだ足りていませんが、床下収納のキャパオーバーです…。
そのため、一番水を使うトイレは携帯トイレを用意してあり、トイレには水をできるだけ使わないつもりです。
主食
防災用食品は、いろいろ買って消費期限が来る前に食べてみてを繰り返して、↓こちらにたどり着きました。水かお湯を入れて待てばご飯になります。日常に食べても美味しく食べられます。実家にも同じのを送りつけました^^
尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類 )5年持つし、アルファ米なので軽いし、味もいろいろあり、子ども用としておかゆも入っているので良いなと思い、買いました。もう子どもはおかゆを食べない年になりましたが^^
離乳食を食べていた頃は、レトルトの離乳食を非常食用に買い置きしていました。レトルトなら開封してそのまま食べられるので、万が一の時にはこれがあると思うと安心できました。
タンパク質
こちらは、主に、コンビーフ缶・ツナ缶・サバの水煮缶の3種を多めにストックし、缶なので保存期間が3年くらいと長いので、期限が切れそうになったら新しいものを買ってきて、古いものを食べる、と入れ替えています。
野菜
自宅は無事でも物流がこない状態や避難生活でも、栄養バランスは考えておきたいので、この野菜についてもいろいろ試しました。ペットボトルの野菜ジュースを多めにストックしたこともありましたが、なんせ賞味期限が短い。
次にたどり着いたのは、カゴメ トマトジュース 190g×30本。缶なので賞味期限が割と長く、しばらく備蓄はこれにしていました。
子どもが生まれてからは、野菜は離乳食のレトルトに入ってるからまぁいっかと思っていましたが、普通に食べる今になって困ったことになりました。トマトがまだ好きじゃないのです。いざと言う時のトマトジュースが飲ませられない!(大人でもトマトジュースは濃すぎてちょっと…という人もいますものね^^)
いろいろ試してたどり着いたのが、【こどもバナナ青汁】でした。大人用の青汁は青臭くて大人でもウッときますが、これを牛乳(我が家では豆乳)で溶いて粉末ココアを少し混ぜるとチョコバナナ味になるので、ヒーはごくごく飲みほしていました。
100mlの水か牛乳で溶けばいいので、子どもには飲む量が少なくて助かります。(大人用のだと150~200mlで溶くものが多い)
もちろん普段の野菜不足解消にもたまに飲んでいますが、これなら粉末で軽いので半箱分くらいをジップロックに入れて非常用持ち出し袋に入れてあります。
まとめ
- 子どもには事前の説明と、サイズアウトした服や靴を防災グッズにいれておく。
- 防災用食品は、子どもにはできるだけ食べなれたものを用意しておく。お菓子も。
ひとつだけ注意!美味しくて子どもが飲み干しちゃう【こどもバナナ青汁】ですが、オススメできない子どもがいます…。それは「バナナが嫌いな子」です。バナナが嫌いな子には飲めないと思うので、ご注意ください^^
今回は、防災の一部しか語れませんでした。もっと具体的に知りたい方は、↓こちらの記事をごらんください。
>>>大地震は必ずくる!子連れの防災ポイントは?うちの防災ノート。
ご参考になれば幸いです。
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