【読み聞かせノウハウ】絵本の読み聞かせはいつから?効果は?

ヒーが生まれる前から詩を朗読したり読み聞かせをして、生まれてからももちろん毎日読み聞かせをしてきました。3歳5カ月の今は、基本的に毎晩寝る前に、ヒーの好きなだけ絵本を読んであげています。文章量も冊数も増えてきて、読み終わるのに1時間くらいかかります^^

ところで読み聞かせは毎日しているけど、この読み方でいいのかな?スピードは?とふと疑問に思いだしたら気になりだしたので、読み聞かせ関連の書籍をいくつか読んで勉強し直しています。

読み聞かせの疑問がどんどん解消される本

1冊目はこちら、受験のプロが長年培ってきた国語指導を元に書かれた本です。

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!

「勉強ができる子だから、本を読む」

そう思っていませんか? 実はそうではなくて、これは逆で、

「本を読んで理解することができるから、勉強ができる」のです。

確かに、国語も算数も理科も社会も、当たり前ですが、すべて教科書の説明文もテストの問題文も日本語で書かれていますよね。

日本語を読んで理解できないと、内容が理解できないし、問題にも正確に答えられないのです。すべては国語力にかかっているのです!

 

じゃあどうすればいいのか?

何はともあれ、本を読もう!

将来、子ども自身が人生の選択を自分の思う通りに叶えるのに、絶対的に欠かせない学力を身に着けている必要がありますが、そのために習慣づけておきたいことが「本を読む」ことなのです。

東大生の親に行ったあるアンケートでも、共通して「子どもの頃にさせていた」のは「読み聞かせ」でした。

おぉ~。やはり最高学府の東大生も、読み聞かせをしてもらっていたのですね。

最近の中学受験や高校受験、大学受験でも、読書経験を問う内容の入試問題が増えているとのこと。読書経験が豊富な子にしか回答できないような問題を作って、読書する子かどうかをふるいにかけているのだそうです。

 

読み聞かせは、いつからやるの?

私は、早ければ早い方が良いと思って、お腹にいる時から詩の朗読、語りかけなど言葉のシャワーを浴びせてきました。

この本にも、「早ければ早いほどけっこう」と書いてあって、思わずガッツポーズw

言葉も話せない乳児の頃から読み聞かせる意味とは? と思われるかもしれませんが、「音を聞かせること」が読み聞かせの第一目的なので、言葉を話せない乳児だからこそやる意味があるのだそうです。

 

読み聞かせのスピードは?

できるだけゆっくり、はっきりと読んできました。ある時、「~です。」を読むのに、普通は「~de s(「す」)はほとんど聞こえない」ように発音すると思うのですが、これじゃあ聞こえないから、「~de su」と一音一音はっきり言った方がいいんじゃないか?と思って、読み聞かせのイベントの時に担当者に聞いてみたことがあるのですが、「普通に読む読み方で良いと思いますよ~」と言われ、いまいち納得できないままでした。

そしたら、こちらの本にちゃんと、書いてありました。

絵本に書かれている一字一字のすべてを、子どもの耳から体内へ注入させるようなイメージで読んで聞かせること。これが、読み聞かせです。

と言うことは、やはり、一字一字ハッキリくっきりと読んであげる方がいいのだ、とよくわかりました。スラスラ読まずに「一音一音ハッキリ読み」をすると良いそうです。

この部分を読んだ日から、私の読み聞かせは「一音一音ハッキリ読み」に変えました。ヒーの反応は何も変わりませんでした。「一音一音ハッキリ読み」にしてから、ゆっくりになったからか、集中して目でよく字を追っているような気がしています。

「一音一音ハッキリ読み」のコツは、ぜひ本書を読んでみてくださいね^^

「おうさま」も、「おーさま」と普通は読んでしまいますが、はっきりと「お・う・さ・ま」と読むことで、字を書くようになった時に、「おおさま」や「おーさま」と間違えずに「おうさま」と書けるようになるそうです。

 

 

読み聞かせは、いつまでやるの?

ヒーは自分で読める絵本もあるし、そろそろ読み聞かせも終わりになるのかな、さみしいな、などと思っていたのですが、この本を読んでいて浅はかだったことを思い知りましたw

ある程度の年齢になっても、子どもは本を読んでもらうことを楽しみます。「もう大きくなったから」とやめることはありません。

と、はっきり書いてありました…。

4月から通いだした「七田式」でも、10歳くらいまで、お子さんが読んでと言う間はずっと、読み聞かせてあげてください、と言われました。

そっかぁ!別に読めるようになったからって、読み聞かせをやめなくてもいいんだ!と目からウロコが落ちた気分でした。

 

今日のまとめ

今日は「将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!」から、読み聞かせの基本について学んだことをまとめました。

  • 読み聞かせの第一目的は「音を聞かせること」
  • 読み聞かせを始めるのは早ければ早いほど良い
  • 読む時は「一音一音ハッキリ読み」
  • 読み聞かせは子どもが望むならいつまでもやってあげる

「一音一音ハッキリ読み」のせいで読むスピードが落ちたので、読み聞かせにかかる時間が増えましたが、自分で読み始めたヒーも一字一字指さしながら読む「一音一音ハッキリ読み」の状態なので、ちょうど良い見本になれるかな、と思っています。

 


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