うちのヒーは、現在3歳0カ月で、大きなゴムボールでサッカーのドリブルができ、畑のでこぼこ道を転ばずに走ります。今、本人が自主練しているのはケンケンパとうんていです。ケンケンパは、まだまだ、うんていはもう少しでできそうです。→追記:3歳3カ月でケンケンパが上手にできるようになりました^^今は利き足じゃない方でのケンケンパを練習させています。
ママ友たちにも、「運動神経がいいよね」、通っている親子体操の先生からも「これまで見てきた子たちの中でもこんなに運動神経が良い子は初めて!」(多少お世辞かも知れませんが…)と言われています。
そうなった理由は、赤ちゃんの頃から「体幹バランス」を鍛える遊びをしてきたからだと思っています。
目次
「体幹バランス」とは?
「ストレッチポール」の公式ブログによると、体幹を鍛える効果は、以下のように説明されています。
3.スポーツパフォーマンスアップに欠かせない
3-1.タフな体を作る
3-2.動きが良くなる
3-3.バランス感覚が獲得できる
3-4.空中姿勢も良くなる
3-5.運動に適した体ができる
体幹を鍛えるから、バランス感覚が養われるのですね。
私はその辺のことはまったくの素人ですので、意識していませんでしたが、とにかく「将来どんなことをやりたいと思っても、それができる体と心」を作っておいてあげたくて、基礎体力や全身のバランス感覚を養えるように遊んできました。
我が家がこれまでやってきたこと
晴れたらとにかく公園に行く
公園の遊具は、本当に五感を鍛え、体幹バランスを養える良い場所だと思います。
ポイントは、いろんな公園に行くこと。初めて見る遊具で遊ぶ時の「見たことないけどできるかな」「どうやったらいいかな」「できた!」という刺激が大事だと思います。
それから同じ公園にも行くこと。慣れることで「こんどは こっちから のぼってみよう」と新しい工夫や遊び方が生まれると思うからです。
公園では基本的にヒーのやりたい遊びや遊具で自由に遊ばせていますが、平均台がある時には積極的に誘っています。
筋力が左右均等になるように促す
ヒーが寝返りをうつようになった頃、気に入った方にしか寝返りをしなかったのですが、苦手な方の寝返りをするように反対側へ音の鳴るおもちゃを持ってきたりして、寝返りをするように促しました。
3歳0カ月の今は、どうやら利き手は右手のようですが、ボール投げをする時には「よーし、今度は左手で投げてごらん」と左手も積極的に使うように声かけをしています。
ドリブルをする時にも右足でしかしないので「よーし、今度は左足で蹴るよ~」とゲームっぽく誘うと、考えながら左足でやろうと努力してくれます。
通っている親子体操の先生も「利き手と反対側の方でも同じ動きをやること」が体のバランスを整えるのに大事だと言っていました。
とにかく歩かせる。不安定なところは特にたくさん歩かせる
歩けるようになってからは、広い公園内を走らせるのはもちろん、よく子どもが歩きたがる縁石の上、坂道、砂利道や、畑のでこぼこ道をしょっちゅう歩かせていました。
人がいない時だけ、公園のシーソーの上を歩かせています。下がっている方から歩いて登っていくと、真ん中を過ぎると今度は前方の上がっていた方がグーンと下がり、下り坂になります。この、シーソーのバランスが変わる瞬間が面白いようで、何度もやっていました。
トランポリンで遊べる機会があれば、ぜひ!
ヒーが1歳2カ月から月1で地元の児童館のトランポリンの日に遊びに行くようにしていました。最初のうちは、抱っこしながらやさしくユラユラする程度でしたが、慣れてくるとそのうち両手をつないでジャンプできるようになり、他の子たちがまだお母さんと一緒に跳ぶ中、ヒーは2歳4カ月で1人で跳べるようになりました。
今では、歌いながら跳んだり、空中で脚を広げてから脚を閉じて着地したり、回りながら跳んだり、と自ら工夫をして楽しんで遊んでいます。
全身の筋力アップ、集中力、空中で体を自在に動かす感覚を身に付けられていると実感しています。
バランスバイクは2歳から
ストライダーなどのバランスバイク、一般的には3歳頃に遊ぶと思いますが、我が家では2歳の誕生日プレゼントにして、2歳から遊んでいます。
ストライダーのページにも、バランス感覚が向上する、との記述があります。
子どものバランス感覚が向上します
ストライダーは単体で自立することができません。その為、お子様自身がバランスを取りながら乗る必要があります。繰り返しストライダーで遊ぶうちに、子どものバランス感覚は研ぎ澄まされ、反射神経は敏感に反応していくようになります。自然とバランス感覚や集中力が高まり、脳の活性化にも有効な働きをもたらすと言われています。
ちなみに、我が家では、後から車輪を付けると自転車に変身する「ヘンシンバイクS」を買いました。
太ももを持って持ち上げる
2歳過ぎてから、いつからか夫とヒーでやり始めた曲芸(?)です。子どもの太ももを持って、高く持ち上げます。親子の信頼関係と子どもの腹筋・背筋・インナーマッスルが鍛えられていないとできないと思います。これをしょっちゅうやることで、さらに全身の筋肉が鍛えられたと思います。
お花見でも…、
海辺でも…、持ち上げられたヒーもとっても気持ちよさそうにしています。
バランスボールで遊ぶ
うちには大人用のバランスボールがありますが、ヒーがジャンプの自主練を始めた頃、これで遊ぶことを思いつきました。
トランポリン遊び
大人がソファに浅く座り、内腿の間にバランスボールを入れ、内腿を締めてバランスボールを固定します。向かい合って両手を握り合い、子どもをバランスボールの上に乗せます。そこで子どもの好きなようにジャンプしてもらいます。トランポリンのように遊べます。
いち、
にの、
さ~ん!
うちに遊びに来た従姉妹やお友だちも、「なにその遊び~?!」と興味津々で、それぞれ親子で遊んでいきました。
大玉ころがし
運動会の大玉ころがしを、バランスボールでやります。雨の日の運動不足解消にもってこいです。リビングからキッチンへ、廊下へ出てまたリビングへ、と大玉ころがしをしながらグルグル小走りに走っています。来年、幼稚園の運動会で大玉ころがしがあったら優勝まちがいなしw。
※※バランスボールに関する注意※※子どもが1人で遊ぶと、上に乗ってそのまま前に転がり頭から床に落ちる恐れがあります。他にも想像がつかない事態が起こり得ますので、必ず保護者と一緒に遊んで、遊び終わったら子どもの手の届かない場所に保管してください。
廊下にケンケンパのコースをつくる
ヒーがジャンプを自主練するようになった頃、廊下にマスキングテープを貼ってケンケンパのコースを作りました。
今のところ、ひとつの丸のところは、足を揃えてグー。ふたつの丸のところは、足を開いてパー。といった具合にジャンプしていきます。ケンケンパができるようになるまでこのままの予定です。
お友だちが遊びに来た時も、みんな大喜びで順番にケンケンパ(というか、ヒーと同じくまだグー、パーとジャンプするだけですが)してから部屋に入っていきます。
ついに買いました、「スラックライン」(つなわたり用テープ)
私が個人的にやりたかった「スラックライン」 」という、つなわたり用テープを買いました。スポーツとして技を繰り広げたり、サーファーやスノーボーダーがシーズンオフの練習に使われたりしているようですが、私は遊びながら体幹を鍛えられたらいいなと思い、買いました。
ヒーは、「おさるのジョージでやってた!つなわたりだ!」と大興奮でやりたいやりたいと大騒ぎでした。ヒーの体重なら庭の木にセッティングしても遊べるので、晴れた日には庭で遊んでいます。手をつないで、何度も行ったり来たりしています。私も早くやりたいので大きな公園で遊んでみたいと思います。
運動能力の基礎トレーニング期間は何歳頃?
私の愛読書「ドクター苫米地流『天才脳』子育て術」によると、「0歳から3歳までは運動能力の基礎トレーニングの期間ですので、大いに走り回り遊具で遊びプールで泳がすだけでOKです。身体を使った動作を脳に覚えさせるだけで、成長してからの運動能力の向上が大変スムーズです。」とあります。
さあ、ヒーがこれからどんなスポーツをやりたくなるのかを楽しみに、遊びながら基礎体力向上・運動能力の基礎トレーニングにいそしみたいと思います。
子どもの体幹を鍛える遊びとは?
↓子どもの体幹を鍛える遊びとコツを年齢別にまとめました。良かったらご一読ください^^
>>>幼児期に大事な体幹づくり。子どもの体幹を鍛える遊びとは?
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子どもたちのお口を診ていますが、口呼吸が多く、腹式呼吸がほとんどできていません。単純な口元だけの問題ではなく、全身の発達のバランスを改善しないと口呼吸は改善できません。こちらの情報は大変参考になりました。
エース歯科さん、コメントありがとうございます。
口呼吸が多いとは知りませんでした。
子どもたちの身に、何が起きているのでしょうか…?
現場からの貴重な情報、ありがとうございました。