お子さんはお絵かきは好きですか?お絵かきはのちのちの鉛筆を持ったときの筆圧にも関係してくるので、ぜひたくさんお絵かきをさせてあげましょう。
目次
お絵かきは、字を書く一番の基礎になる
握り持ちでもいいのでとにかく力強くグイグイ描くことをさせてください。力強くクレヨンや色鉛筆を持って描けると、字を書くようになった時の筆圧が濃く書け、書くことが楽しくなります。
逆にお絵かき等で持って描くことに慣れていないと筆圧が弱く、字もうまく書けず、書くことが嫌いになってしまうそうです。幼稚園プレで学研の先生がおっしゃっていました。
お絵かきのバリエーションはこんなにある!
我が家で遊んでいるお絵かきのバリエーションを紹介します。とにかくいろいろな素材に描くこと、いろいろな素材で描くこと、を意識しています。
壁面に描く
ヒーが1歳3カ月の頃。窓に模造紙をマスキングテープで貼り付けて、好きなだけ描かせていました。ワンワンとうーたんなどの絵は私が描いています。
この時は鉛筆を持つ練習をさせたかったので、くもんの三角鉛筆でお絵かきしています。いつもと違う場所でお絵かきするのが新鮮だったようで、横に縦にとたくさん線を描いていました。
マグネット式のお絵かきボード
何度も描いて消せるのでお出かけの時に持っていくと時間がつぶせます。ただ、すぐ消せてしまうので、傑作を描いた時にはすぐに写真を撮るのをおすすめします!
こちらは黒板風のマグネット式お絵かきボードです。昔は白黒のしかなかったですよね。
我が家では、お出かけ用にはダイソーで買ったお絵かきボードを持ち歩いています。小さいので持ち運びに便利です。
ヒー「かば!」私「そうだね!かばの顔にみえる!」
水でお絵かき
うちはしまじろうの〈こどもちゃれんじ ぷち〉の教材で「水アートセット」が届いたので、よく遊んでいました。こちらも乾かせば何度でも遊べるので便利です。水でお絵かきができるのが面白いようです。
市販のものもたくさんあります。
こちらは対象年齢が1歳からなので長く遊べそうです。
チョークで道路にお絵かき
車の来ない私道が家の前にあれば、チョークでお絵かきもさせてあげたいです。チョークは百円ショップでも売っています。けんけんぱの○を描いてあげれば、けんけんぱの練習もできます。
絵の具でお絵かき
絵の具でお絵かきを家の中でするのは勇気がいりますが、準備をすれば大丈夫かと思います。指先の感覚遊びにもなりますので、我が家では定期的に絵の具遊びをしています。
>>>【絵の具遊び】2~3歳が夢中になる絵の具遊びのアイディア
絵付けを楽しむグッズ
らくやきマーカー はじめてセット
初めて絵付けにチャレンジするなら、平面のお皿がいいと思います。今しか描けないあのつぶらな瞳を2~3歳のうちに作品にしておきましょう!(幼稚園に上がると、みんな同じつまらない目を描くそうです…親子サークルの先生談)
らくやきマーカー らくやきはじめてマグセット
立体に絵を描くのも子どもにとっては面白いチャレンジです。我が家ではいらない空き箱にお絵かきしたり、ラップの芯に色を塗ったりと、立体的なものにもお絵かきをするようにしています^^
【簡単おえかき】素焼き彩風鈴(いろふうりん)
素焼きの風鈴に、クレヨンやペンでお絵かきができます。夏の工作におすすめです。
ヒーが2歳半頃の作品です。
もちろん、クレヨン・色鉛筆・ペンでもお絵かき
クレヨンは、コロールから使いはじめ、今はしまじろうのあんしんクレヨンを主に使っています。とても発色が良くて、ビニールが巻かれているので折れにくく、クレヨンが抜けないのでストレスがありません。これに変えてから、ヒーはお絵かきが大好きになりました。
残念なのは、ばら売りしていないことです。うちは青だけもう半分以下の短さになっています^^
色鉛筆も、しまじろうの三角色鉛筆を使っています。若干デザインが変わっています。三角形になっているので、自然と正しい持ち方になります。
最近素敵なクレヨンに出会いました。それは、シュットクマー みつろうスティッククレヨン。ヒーが春から通う幼稚園ではおもちゃや道具にこだわりがあり、クレヨンはドイツ製のこちらの蜜蝋クレヨンを採用しています。色がとてもキレイで、のびやかに描けます。
蜜蝋クレヨンだと、色が混ざるのも再現できるのです。普通のクレヨンだと、黄色に塗りつぶした上に青で塗りつぶしたら、混ざらずに上に塗った青になるだけですが、蜜蝋クレヨンだと、ちゃんと緑になるんです(薄い色を先に塗ってから濃い色を後から塗る、順番が大事なようです)。
また、お絵かきしたものを白いTシャツにアイロンで転写もできるとのこと。入園グッズが届いたら家で試してみたいと思います^^
紙は大きなものだとテンションがあがる
我が家でよく使っているのは、セリアの模造紙(5枚入り)とIKEAのロール紙です。この「お絵かき用ロール紙」は、本来「お絵かき用収納」(税込\1,499)と一緒に使うものらしいのですが、ロール紙のみだと(税込\499)なので、ロール紙のみを買いました。
このロール紙は、幅45cm、長さ30mもある無塩素漂白紙です。画用紙や模造紙と違って長~くして使えるので、線路を描いてみたりすると面白いかもしれません。お友だちが遊びに来た時に、「お絵かきしよ~!」と言ってこの紙をズザザザーっと広げると、それだけで子どもたちのテンションがあがります。
2人で完成させるお絵かきでコミュニケーションをとる
我が家では、ヒーが描いた○3つを私が棒をつけたして「おだんご!」とか、私が簡単な迷路を描いてあげてヒーが迷路を解く、など、2人で完成させるお絵かきも良くしています。
2歳3カ月の頃。迷路遊びは、運筆力(うんぴつ=自在に鉛筆を動かすこと)を鍛えてくれます。
私が○や△などを描いてあげ、ヒーがそこを塗りつぶす、塗り絵の一番初歩の段階もお絵かきをしながら遊びました。
点つなぎなども10くらいまでなら自分で描いて、ヒーに1から順につなげさせて完成!という遊びもしていました。この遊びで点つなぎのやり方を覚えてからは、幼児教育用の無料プリントを印刷してやっています。
迷路や点つなぎ、ひらがなの練習などにつなげる場合は、あくまでもお絵かきの延長で楽しんでやることが大事だと思います^^
3歳2カ月の今。
3歳の誕生日頃から字を書きたいと言ってくるようになり、本人が書きたがった時に、ひらがなを練習しています。
この間は「Qが書きたい!どうやって書くのか教えて!」と言われ、「Q」ばかり自主練していたこともあります。
大前提として、字を書きたいと思う前には、字が全部読める、ということがあります。なので、早くから字が読めると、書きたくなる時期も早く来る、ということだと思います。
ひらがなを覚えたくなる仕掛けは、こちらの記事をごらんください。
お絵かきがしたくなる絵本を年齢別に集めました。
>>>ヘタで結構!読んだらお絵かきがしたくなる【お絵かきの絵本】