ヒーは現在2歳11カ月。ひらがなは、「ち」「ぬ」「ほ」以外は全部読めています。濁音・半濁音も読めますが、拗音と促音はまだ読めていません。これが早いのかどうか他の子をよく知らないのでわかりませんが、3歳前にこれだけ読めるとは期待していなかったので、ヒー、あんたはすごいよ!と毎日ほめたたえています。
目次
ひらがなを好きになる仕掛けづくり
これまで私がやってきていることの積み重ねで読めるようになったのだと思うので、やってきたことをまとめてみます。
お腹の中にいる頃から話しかけ&読み聞かせ
お腹の中にいる頃から、話しかけることはもちろん、詩の読み聞かせをしていました。絵本は見えないと面白くないかな、と思って詩をたくさん読みました。幼い子の詩集 パタポン〈1〉、おすすめです。
生まれてからも毎日話しかけ&読み聞かせ
話しかけたり、自分のやっていることを実況中継したり、読み聞かせをしたり、とにかく言葉のシャワーを浴びせていました。感覚的に思っていることですが、言葉がたくさん話せるようになってから、初めてひらがなに興味を持つようになる気がしています。だから言葉を話すのがまず第一だと思います。
つかまり立ちをしそうな頃にひらがな表を壁に貼る
「ひらがな表はいつから貼る?どこに貼る?」にも書きましたが、ハイハイが上手になってきたら、ひらがな表をつかまり立ちしたらちょうどよく見える位置に貼りました。まだ言葉もほとんど話しませんが、目からインプットさせるべく、貼りました。
物の名前をひらがなと漢字で書いて貼る
物の名前を覚えるようになってきた頃、子供のスペースにある物には、その名前をひらがなと漢字で書いて貼りました。例えば、本棚には「ほんだな 本棚」とマスキングテープに書いて貼っておきます。他にも「てれび テレビ」「つくえ 机」「いす イス」「まど 窓」「おしりふき」「おむつ」など、とにかく手あたり次第に貼りました。
貼ったその日からテープが貼ってあることに気付いたヒーは「これ、なんて かいてある?」とすぐに聞いてきました。よっしゃ、と心の中でガッツポーズして、「つくえ、って書いてあるよ」と丁寧に答えます。以下繰り返し。
興味のある言葉で作ったひらがなカードで遊ぶ
市販のひらがなカードでも良いのですが、ヒーが興味のある単語で作った方が絶対に覚えるだろうと思い、自作しました。
50音のみ作成、「やりたい」と言った時だけ、床に広げて、私「しまじろうの し!」ヒー「あった!」とかるた遊びをしたり、ヒーが1人でカードを眺めたりして遊んでいました。
こちらからは教えない
ひらがな表の前に立たせて、指をさしながら、ありの「あ」だよ、いぬの「い」だよ、というようには絶対に教えません。本人から聞いてこない限り、教えませんでした。本人の興味関心があることしか吸収しないからです。ヒーだけかも知れませんが…。
聞かれたら、必ず答える。倍返しで答える
その代わり、聞いてきたら、どんなに急いでいても、時間が無くても、必ず答えます。そして倍返しで答えます。例えば、ヒー「これ、なんて かいてある?」私「ひ、だよ。ヒーのひ、だね。ひまわり、もひから始まるね」といった具合です。出先のトイレの中だろうが、電車の中だろうが、聞かれたことには必ず答えています。
私が働きかけていたことで今思いつくのは、このくらいでしょうか。最近では、テレビの音楽番組の歌詞を、読めるところだけ拾い読みしたり、絵本のタイトルを読んだりします。が、長い言葉はひらがなを読むことはできますがまだ意味が取れない様子です。拾い読みしたあとに「で、なんてかいてある?」と聞いてくるので。
「お は よ う、おはよう!」くらいは拾い読みしたあとでもちゃんと意味がわかっています。意味が分かった時は本当に嬉しそうです。大いに褒めてその気にさせています。そのうち1人で絵本も読めるようになるのかなぁ、読み聞かせをするのもあと少し、たくさん読んであげようっと。
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字が読めるようになったら、書きたいと思うようになります。その時に大事なのは実は筆圧なのです。
お子さんはお絵かきは好きですか?お絵かきはのちのちの鉛筆を持ったときの筆圧にも関係してくるので、ぜひたくさんお絵かきをさせてあげましょう。