子どもの自己肯定感を高めるのに大切なことは?親がすべきこと

私は、ヒーに、自分の才能を活かして、好きなことを仕事にし、やりたいように楽しく生きていける人になってほしいと思っています。そのためには、自分で考えて自信を持って何が良いか選べるようにしておく必要があります。その土台となる自己肯定感について、まとめました。

自己肯定感ってどうやって高めるの?

自己肯定感って、なに?

自己肯定感は、マズローの欲求の階層(人間の欲求はピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が充たされると、より高い階層の欲求を欲するというもの)の中の、「セルフ・エスティーム」に当たると考えています。

セルフ・エスティームは、もともと、セルフ=自己・自分、エスティーム=考える・評価する・尊重する、という意味で、つまり自分に自信が持てる、ということです。

性格・長所・弱点・障害・特技・外見など自分のすべての要素をもとにつくられる自己イメージに対して、自分の価値を評価し、自分を大切にしようと思う気持ち。

出典:今、親にできること―よりよい親子関係のために (えじそんブックレット)

 

セルフ・エスティームはどうやって満たされるのか?

まずは大前提として、マズローの欲求の階層によると、必ず下から満たしていかないと、上に行かないという条件があります。
マズロー

なので、生理的・身体的欲求(=早寝早起き朝ごはん!)が満たされて、次に安全欲求(いやなことはないかな?安心して居られる環境かな?)が満たされて、次に所属・愛情欲求(心理的に居場所はあるかな?信頼関係はあるかな?)が満たされて、初めてセルフエスティーム欲求(自分に自信はあるかな?)にたどり着くのです。

 

実際にどんな時に満たされるの?

その階層にやっとたどり着いてから、実際にどんな時にセルフエスティーム欲求が満たされるのかと言うと、こんな時です。

  • ほめられた時
  • 認められた時
  • ありがとうと言われた時
  • 任された時
  • 受け止めてもらった時(話を聞いてもらえた、等)

私はその都度言うようにしていますが、寝る前のお話の時間にも、今日1日を振り返ってヒーができたこと、がんばっていたこと、やってくれて助かったことなどを話しています。それで子どもが自信をもって、気持ちよく寝られるかな、と思っています。

 

「自分でできた!」を増やしてあげよう

具体的にどんなことをしてあげれば、ほめたり、認めたり、感謝したりできるのか、我が家がやってきたことをまとめてみたら、「自分でできた!」を増やしてあげてきた、と言えるのかな、と思います。

赤ちゃんの頃の自分でできることがまだ少ない時は、「自分で決めた」「好きな方を選んだ」ということから始めました。

 

できるだけ早い時期から体感させる

0歳児の頃から、絵本を選ばせていました

毎日「どっちを 読む?」と言って2冊の絵本を見せて、選ばせていました。最初は目線が行った方を、手が出せるようになったら手でたたいた方を、選んだとみなして読んでいました。

子どもはここで、親に自分の意見を「受け止めてもらえた!」という体感ができます。

必ず、選んだ方を読んであげます。ここで選ばなかった方を読んだら、選んだ意味がありません^^; 

 

次に服のコーディネートを2パターンから選ばせていました

服も自分で決められるようになりました。まずは2パターンのコーディネートを用意して、好きな方を選ばせていました。

ここでも、自分を受け止めてもらった体感を得ます。

 

2歳頃からは自分で服を選びます

今では自分で全部服を選びます。そのために、子どもでも開け閉めしやすい収納に服を入れ、上の服、下の服、というように分かりやすく入れておく必要があります。

自分の洋服ダンス(プラスチックケースですが^^)を用意してあげたらとても喜んでくれました。予想外だったのは、自分のものは自分でしまいたいらしく、洗濯物をたたんでしまうのも手伝ってくれるようになったことです^^

2~3歳は、自分の身の回りのことは自分でやろう

2~3歳では、手を洗う、手を拭く、靴を履く、食べる、服を脱ぐ、服を着る、など生活の中での身の回りのことは自分でやらせるようにします。

いつまでも親が手伝っていると、自分で何もできないままで、幼稚園に行ってから困るのは子ども本人です。

 

時間がかかっても付き合ってあげる

なんでもやりたがる時期の今は、思う存分にやらせています。家事の手伝いをやりたがる場合など、親が1人でやった方が早く終わるし、子どもにやらせると時間がかかるし、結局やり直しになったりすることもありますが、付き合います。いずれ自分で全部できるようになってもらうために!

今、この「手伝いたい!自分にもできた!」という時に応えてあげないと、もう少し大きくなってからこちらが手伝ってほしい時にはやってくれなくなるそうです(親子体操の先生談)。

掃除、洗濯、料理、とどんどんやりたいことが増えてきたヒー。最近のブームは、包丁で野菜を切るお手伝いです。「野菜、切ってみたい」と言うのですぐに子ども用の包丁を買いました^^

貝印 リトルシェフクラブ 包丁 丸刃

たくさんレビューを読んで、結局こちらに決めました。刃先が丸くなっていること、刃がついていないこと(押し切る感じです)、が決め手でした。

ヒーはマイ包丁に大喜びで、バナナから練習し、今はきゅうり、大根、人参など、サラダづくりや、味噌汁の具を下ごしらえするのを手伝ってくれます。大根や人参はあらかじめスティック状に切っておくのがコツです。ヒーが手伝うと時間はかかりますけどね…。手伝うだろうと推測して、その分早くから準備を始めるようにしています。

 

 

まとめ

  • 下層の欲求がきちんと満たされているかチェック!
  • 子どものやりたい!に付き合って「自分でできた!」を体感させてあげる
  • 身の回りのことは自分でできるよう、必要以上に手伝わない

 

↓私の天才児を育てる育児ノウハウ=誰にでも、どんな子にでもできる、天才児の素地づくりをまとめた記事はこちらからどうぞ。

>>>どんな子でも天才児に育てる方法は?親にできることは?


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すー
おもちゃインストラクター・保育ナチュラリスト・UN DECOR講師による、子育ての知恵をシェアするブログです。天才児を育てるべくあの手この手で子どもと遊んでいます。私が子育てする中で大切にしていることや、年齢別のオススメ絵本、実際に買って良かったものなどを娘ヒー(もう9歳!)のリアクションとともに記録します。
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