理科が好きな子に育てるには?親がしてあげられることは?

私自身は理数系が苦手で迷うことなく文系を選びましたが、娘にはいろんなことに興味をもって学び、自分が好きなことに突き進んで欲しいので、理科や数学に興味を持つきっかけになる、いろんな体験もさせてあげたいと思っています。

理科が好きになる仕掛けー自然科学の面白さに興味を持たせる

理科が好きになるには、親がしてあげられることがあると思っています。それは、小さな頃から自然科学の面白さや不思議さに気づかせてあげ、興味を持たせることだと思うのです。

 

赤ちゃんの頃から、毎日外に出て自然を肌で感じさせよう

外出ができるようになってから、毎日少しずつでも外に散歩に出ていました。散歩中も実況中継のように「今日は雨が降っています」「桜の花はきれいね。ピンク色です」「カラスが騒いでいます。なんて言ってるのかな?」など語りかけをしていました。語りかけは、言葉のシャワーです。簡単な文で、ゆっくりはっきり語りかけることで、言葉をインプットしていきます。

あとは、「見て、鳩がいるよ」「ほら、こっちのアジサイは紫色だね」など気づいたことをどんどん指差しをして注目させていました。この行動のせいだと思うのですが、ヒーもいつもいろんなことによく気が付くようになったと思います。

話せるようになる前から「あ!あ!」と指をさして遠くに飛んでいるカラスを教えてくれたりしていました^^ そんな時には「教えてくれてありがとう」と言うようにしています。気づいて教えた自分は役に立った!という良い気持ちにさせるためです。するとますますいろんなことに気づくようになった気がします。

3歳の今でも、色づいたイチョウを見て「こないだまで緑だったのに、真っ黄色になったね、どうして?」と発言したりして、私は「ほんとうだね。よく気が付いたね!」と褒めてから簡単に説明しています。

全体を見る俯瞰力と、違いに気づく力がついた気がしています。

 

外に出よう!自然がなんでも教えてくれる

3歳の今、ヒーは一歩外へ出れば、「なんで今日は寒いの?」「どうして影が長いの?」「どうして水たまりがなくなったの?」「どうして花はいい匂いがするの?いい匂いじゃなかったらどうなるの?」など、日々様々な質問が出てきます。

赤ちゃんの頃からの気づきの習慣が、言葉を話せるようになってからの質問の大爆発につながっていると思います。そこに水たまりがあったことに気づいていなかったり、影ができていることに気づいていなかったら、こんな質問はできないからです。

こういう疑問や興味こそが、自然科学への興味につながると思っています。そして自然は、自然相手には自分の思うようにいかないこともある、など大切なことも教えてくれます。

 

今からでも遅くない、とにかく自然の中で遊ぼう!

おすすめなのは、遊具しかないような整地された公園ではなく、小川や小さな池などの水辺や草っぱらがあって、大木がたくさんあるような、地面がそのままで起伏のある大きな自然公園です。

普段は遊具のある普通の公園でたくさん遊んでもちろん結構なのですが、ぜひ自然公園には月に1度くらいは、せめて季節ごとには行くと、季節の移り変わりを感じられて良いと思います。

うちは7か所くらいそういう自然公園があり、月に2~3回は場所を変えて行っています。平日予定のない天気の良い日に母子二人で行ったり、週末に家族で出かけたり、いろいろです。お弁当を持っていって、何時間も遊びます。

 

季節ごとにいろいろな遊びができます。
今後記事が増えたらこちらに追加しますね^^

>>>季節の遊び:【色水遊び】色が2回変わる不思議な色水のつくり方

>>>季節の遊び:秋を探そう!

 

凧があがるのはどうしてかな?風の力を感じる遊び。

>>>お正月には凧揚げをしよう!どこであげる?上手にあげるには?

 

2~3歳のちびっこ向けには、こちらの凧を。

>>>走るのが楽しくなる!ちびっこ向けかんたん凧をつくろう!

 

 

絵本が好きなら、自然科学系の絵本からでも

外に遊びに行くことの他にも、できることがあります。絵本からのアプローチです。絵本も、本屋や図書館にはたくさんありすぎて、どれを読んであげたらいいかわかりませんよね。年齢別におすすめの絵本をまとめているので、いくつか紹介しておきます。年齢別は目安ですので、お子さんの言葉の理解度・興味に合わせてお選びください。

絵本を読んだら、外に出てそれを実体験しましょう。一次体験をした後に絵本を読むのもおすすめです。ひなたぼっこをしたことのある子が、ひなたぼっこの絵本を読んでもらったら、おひさまの暖かさや・あのたまらない眠気をリアルに感じながら絵本を聴けるはずです^^

 

乗り物が好きなお子さんでしたら、まずは乗り物の絵本から海や空に興味を持たせるのもありですね。

>>>【海と空の乗り物の絵本】0~3歳児向け年齢別おすすめ絵本

 

毎日、あまりにも当たり前にあるので気がづかないことに気づくことは、自然科学で大事なこと。【空・天気の絵本】はこちらです。

>>>  雨の日も心がウキウキする、年齢別おすすめ【雨の絵本】

>>>【おひさま・晴れの絵本】太陽は理科に興味を持つ第一歩?

>>>【お月様と星の絵本】今夜のお月様はどんな形?見てみよう!

>>>【雲の絵本】空を見上げよう!どんな雲に出会えるかな?

>>>0~4歳の年齢別におすすめ!雪の日に読みたい【雪の絵本】

 

今後記事が増える可能性アリです。その時はこちらに追加していきます。

 

まとめ

子どもが理科を好きになるには、親が自然科学の面白さ・不思議さに気づかせ興味をもたせることが大事。

  • とにかく自然の中で遊ばせよう
  • いろんなことに気づかせてあげよう
  • 一次体験をし、絵本で予習復習し、体験を深めよう

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すー
おもちゃインストラクター・保育ナチュラリスト・UN DECOR講師による、子育ての知恵をシェアするブログです。天才児を育てるべくあの手この手で子どもと遊んでいます。私が子育てする中で大切にしていることや、年齢別のオススメ絵本、実際に買って良かったものなどを娘ヒー(もう9歳!)のリアクションとともに記録します。
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