雨の日も心がウキウキする、年齢別おすすめ【雨の絵本】

実際にヒーに読んでとても反応が良かった「雨の絵本」を、あらすじと感想を含めて、0歳児向け→4歳児向けの順にご紹介します。

対象年齢は目安です。ヒーに一番ヒットした時期を踏まえて設定したものですので、お子さんの興味や理解度によって選んであげてください。

年間のべ200冊以上を読み聞かせている絵本の中からのセレクトです。(毎月10冊年間120冊図書館で借り、自宅に50冊、病院や児童ホームなど外で読む30冊以上=200以上)

絵本の選び方については、良かったらこちらの記事「本は心の栄養♪絵本の選び方・読み方・読後のフォローが大事。」を参考にしてください。

0~4歳児向け、雨の絵本

0~1歳におすすめ、雨の絵本

「あめかな! 」


作者:U.G.サトー
出版社:福音館書店

【ストーリー】空からぽつり。あかいしずく。エメラルドの雨がざあざあざあ。七色の雨が降ってきて…。

色彩がとてもきれいな、雨の絵本です。抽象的ですが、赤ちゃんにはこのくらい色彩豊かに伝えた方が雨のイメージが明るいものになるかもしれません。

 

「ぽつぽつぽつ」

作者:増田 純子
出版社:福音館書店

【ストーリー】「ぽつぽつぽつ」「おはなにも ぽつぽつ」と雨音の続くシンプルな絵本です。

ヒーはこの絵本が大好きで、雨降りの日には、2人で「傘にもぽつぽつ、屋根にもぽつぽつ」と言いながらお散歩していました^^

こちらは「出版社在庫なし」と表示されていましたので、ぜひ図書館で借りてみてください。

 

1~2歳におすすめ、雨の絵本

「ぞうくんの あめふりさんぽ」


作者:なかの ひろたか
出版社:福音館書店

【ストーリー】今日は雨降り。それでもぞうくんはとてもごきげん。そして、かばくんと一緒に、池の中をお散歩。ところが、池はだんだん深くなってしまい…。

「ぞうくんのさんぽ」の雨バージョンです。お決まりのあれがくるかくるかとヒーがワクワクしていたのが面白かったです。

 

「コッコさんとあめふり」


作者:片山 健
出版社:福音館書店

【ストーリー】コッコさんは、雨が毎日続くのでてるてる坊主をつくります。でも雨はやまないので、今度は中に手紙をいれてお願いをしたり宝物を入れたりします。それでも雨はやまなくて…。

ヒーはすごくふくらんだてるてる坊主に大笑いしていました。ヒーはこの絵本でてるてる坊主を知りました^^

2~3歳におすすめ、雨の絵本

「そらまめくんのぼくのいちにち」


作者:なかや みわ
出版社:小学館

【ストーリー】ある日、そらまめくんはたんぽぽ畑にやってきて、穴をほり、たんぽぽの綿毛を詰めて、ふかふかのベッドを作ります。みんなに見せようと声をかけていると雨が降ってきて…。

「そらまめくんシリーズ」でヒーが一番好きなストーリーです。虹をつかまえようとするシーンがとてもお気に入りでいつもワクワクした目で見つめてきます^^

 

「あめあめふれふれ ねずみくん」


作者:なかえ よしを
出版社:ポプラ社

【ストーリー】ぽつり、と雨が降ってきて、傘をさすねずみくん。でも雨の中会う仲間たちには毎回「カサなんていらないよ!」と言われてしまいます…。

1歳9カ月の頃は、ヒーが雨のことを「まめー」って言っていて可愛かったのを覚えています。2歳7カ月の頃には「どうしてカサっていいなーって言ったの?」とだいぶ核心を突いた質問をしてくるようになりました^^ 

読書記録をつけていると、こうやって新たに読んだ時に過去の反応も見られるのが成長を感じられてとても感慨深いです。

 

3~4歳におすすめ、雨の絵本

ちいさなきいろいかさ


作者:もり ひさし
出版社:金の星社

【ストーリー】お母さんに買ってもらったちいさなきいろいかさ。なっちゃんは嬉しくて雨の日のお散歩へ。濡れている動物たちを傘に入れてあげたいけど傘が小さくて入るかな、と思っていると「つつつっ」と傘が伸びて…。

1971年の出版ですが、長く愛されている、とっても可愛らしい雨の日の絵本です。シナリオははらぺこあおむしの訳者のもりひさしさん、イラストは「わたしのワンピース」のにしまきかやこさん。

傘が横に伸びたり縦に伸びたりするたびに、ヒーは目を輝かせて嬉しそうに驚いていました。こんな傘があったら雨の日も楽しいでしょうね^^

「あまぐもぴっちゃん」


作者:はやし ますみ
出版社:岩崎書店

【ストーリー】ある日親とはぐれた雨雲が、あるおうちの庭に迷い込んできます。子どもたちは雨雲に「ぴっちゃん」と名付けてお母さんが迎えに来るまでの間だけ、飼うことにしました…。

読み聞かせをしていたら読んでいる私の方が泣けてきた絵本です。イラストがとても力強く大好きな作品です。子どもたちが泣くのをこらえながら泣いている姿で、こらえている力まで伝わってくるような絵です。

絵本をたくさん読む良さは、いろんなタッチの絵と出会えることも重要で、とても子どもにとって有益だと思っています。

 

「みずたまレンズ」


作者:今森 光彦
出版社:福音館書店

絵の代わりに写真で構成されています。みずたまのとてもきれいな瞬間を切り取った写真絵本です。4歳頃でしたらこういった科学的な見方を取り入れてもいいですね。ヒーはくものすのみずたまに魅了されていました。

 

知育ポイント

ずばり、雨の日のお散歩、をおすすめします。寒くない日で小降りの雨でしたらお気に入りのカッパを着て、大好きな長靴を履いて、お散歩に出かけてみてください。

カッパに落ちる雨の音、長靴で水たまりに入る時の音、いつもと違う景色の公園、水たまりにできるたくさんの輪っか…。いつものお散歩では味わえない豊かな経験ができると思いますよ^^

大きな水たまりを見つけたら、小石を投げてみてもいいですね(周りを確認して^^;)。後日晴れた日に同じ場所に行ってみるのもおすすめします。

私「あれー?このあいだの大きな水たまり、なくなってるね」と言ったら、ヒー「おうちにかえっちゃったんじゃない?」と返ってきました。子どもの発想力って素晴らしいな。

 

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すー
おもちゃインストラクター・保育ナチュラリスト・UN DECOR講師による、子育ての知恵をシェアするブログです。天才児を育てるべくあの手この手で子どもと遊んでいます。私が子育てする中で大切にしていることや、年齢別のオススメ絵本、実際に買って良かったものなどを娘ヒー(もう9歳!)のリアクションとともに記録します。
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