ヒーが2歳児の頃にスマッシュヒットした絵本ベスト3を紹介します。
年間のべ200冊以上を読み聞かせている絵本の中からのセレクトです。(毎月10冊年間120冊図書館で借り、自宅に50冊、病院や児童ホームなど外で読む30冊以上=200以上)
目次
1.シュールな「パンダ銭湯」(tupera tupera・絵本館)
絵の隅々まで工夫されていて、細かいところまでクククッと笑える絵本です。
ヒーも気になるようで、背景のポスターや張り紙を指さして「これはなに?なんてかいてあるの?」といちいち聞いてきます。
番頭さんに払う600円を見て、自分のおもちゃのお金で600円を出せたり、お金への関心も高まりました。
自分の寝室に入る時に「お、いちばんぶろだー」と絵本のセリフを言っていたのが一番面白かったです。
パンダ銭湯のTシャツも買い、大満足です。
2.暗唱してしまうほど大好き「めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス」(せなけいこ・ポプラ社)
クリスマスの絵本が欲しくて、いろいろある中から大好きな「めがねうさぎシリーズ」のクリスマス本を買いました。
何度も読むので物語を丸ごと覚えてしまうほどで、まだ字は読めないのですが、ページをめくりながら暗唱していて、まるで自分で絵本を読んでいるようです。
おままごとで人形に「グーグージュース」を飲ませていたり、お友達とのクリスマス会で「めがねうさぎのクリスマスパーティみたい!」と大興奮したりしています。
3.ページをめくるたびに大笑い「キャベツくん」(長新太・文研出版)
ストーリー的にはかなりの不条理ものですが、ヒーには大ヒットしました。「おまえを食べてやる」というブタヤマさんに、食べたらどうなるかをキャベツくんが話すストーリーです。
文章にすると身もふたもない感じですが、ページをめくるたびに「ブキャ!」と大笑いすること請け合いです。絵本を読んだ後も、ヒーは「ブキャ!」とか「こうなる!」とかよく言っていました。「こんなのも好きなんだなぁ、子どもって」という私的には衝撃的な絵本でした。
番外編:買ってよかった初めての図鑑「しょくぶつ (はっけんずかん)」(須田研司監修・学研教育出版)
そろそろ図鑑が欲しいなと思っていて、しばらく悩んでいたのですが、Amazonのレビューを読みまくって、これにしました。テーマは、ヒーが散歩のたびに「このおはな、なぁに?」「これは?」と聞いてくる「しょくぶつ」にしました。
届いてすぐに全ページを読み、開くところがたくさんある仕掛け絵本なので、全部の仕掛けを開いては閉じ、また開き、と熱心に見ていました。その後は散歩をしていても「このおはな、ずかんにのってたー!」と喜んだり、「かえったら ずかんで しらべよう!」と発言したり、「分からないことは図鑑で調べる」習慣がついてきてよかったと思っています。この調子で図鑑に慣れ親しんでもらえたらいいなぁ。
この「はっけんずかんシリーズ」は他にも
「のりもの」 「たべもの」 「どうぶつ」 など色々な種類が出ているので、興味を持っている分野の図鑑ならすんなりと図鑑に慣れてくれるはずです。
2歳になると読む絵本の文字数も増えてきて毎晩の読み聞かせも一苦労です。ヒーの読書記録を読み返し、何度も読んだもの、リアクションの良かったものからセレクトしました。2歳児の絵本選びに、参考になれば幸いです。