子どもの言葉が遅い…言葉の発達を手助けする遊びとは?

個人差はあれども、子どもは2歳前から片言の言葉を話し始めると言われています。

ヒーは、言葉が出るのがとても早かったです。


1歳2カ月頃から動物の鳴きまね。
1歳半で鳴きまねの他に言えるのは、ママ、とーたんなど9語。
1歳8カ月で116語(日記に書き出してあったのを数えました)、そして初めての文章らしきものは「プップー、イッチャッター」。
1歳10カ月で「パパ、どーじょ、カギ、くるま」と4単語続けて。
1歳11カ月で「いす、おちたの。ごつん、したのー。いたたたた。ひーたん(名前)、えーんえーん、ないたの。パパ、だっこ。パパ、いたいいたいのとんでけー」と何がどうしたのか、助詞は使えていませんが単語で話すようになりました。
(※ご指摘をいただいたので、一部表現を修正しました。ありがとうございます)

 

「言葉」について、私が意識して心掛けていたことは、

0歳~1歳頃は、【ゆっくりはっきりと話す】 

とにかく話しかけていました。話すことがない時は自分がやっていることを実況中継していました。毎日絵本を読み聞かせもしていました。

 

1歳~2歳頃は、上記に加え、【言葉を繰り返す】

ヒーが言った言葉を繰り返して、プラスアルファして返す、という会話を心掛けています。
ヒー「見て、ダンゴムシ!」
私「そうね、ダンゴムシだね。どこに行くのかな?」
 または「ほんとだ、ダンゴムシがいるね。ダンゴムシ、2匹いるね」など
 →この会話法で、ヒーの語彙力が増えたと思っています。

2歳~3歳頃は、上記に加え、【言葉はセットで覚えるようにする】

大きい・小さい、広い・狭い、など反対言葉や、カタツムリ・雨、スプーン・コップ、など関連する言葉で、なるべくセットでインプットするようにしています。これも語彙力を増やす仕掛けだと思っています。

それから、2歳の春から通っている親子サークルで学んだことですが、「言葉の発達に欠かせないのは、口の周りの筋肉の発達である」ということ。では、実際にどうすれば口の周りの筋肉を発達させられるかというと、口をすぼませてフーと息を吹く、という動作が良いとのこと。

言われてみれば、ヒーは1歳の誕生日ではケーキのろうそくの火を吹き消せませんでしたが、2歳では吹き消せました。いつの間にかこの息を吹く力がついていたことが、言葉の発達にもつながっていたのかもしれません。

 

【口をすぼませてフーと息を吹く】遊びいろいろ

  • しゃぼん玉を吹く

    意外と盲点なのが、しゃぼん玉遊びをしているのに、親が吹いていたり、口を使わないしゃぼん玉の道具(電池式の自動しゃぼん玉装置や、剣タイプの手でしゃぼん玉を作れるものなど)を使っている場合が多いことです。子どもにたくさんフー!っとしゃぼん玉を作らせてください。上手にできるようなら、ゆっくり吹いて大きなしゃぼん玉を作るなど、口周りの筋肉の微妙な使い方に慣れるといいと思います。

  • 吹き戻しで遊ぶ(息を吹くと紙がストロー状にピロロロローと伸びるおもちゃ) 

    吹き戻しは結構肺活量が要りますよね。お友だちと一緒にお花見をするときに、子ども全員分の吹き戻しを持って行ったら、フラフラ立ち歩かずにみんなでピーロロロローと遊んでくれましたw

  • お風呂で口だけ湯に沈めブクブクブクと息を吹く
  • コップの水をストローでブクブクブクと吹く(お行儀は悪いですが)
  • 吹き上げパイプで遊ぶ(吹いて玉を浮かすおもちゃ)
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  • ラッパのおもちゃ

親子サークルで教えてもらった上記の遊び、我が家ではラッパのおもちゃ以外、知らず知らずのうちに全部既にやっていました。読み聞かせで言葉のインプット、こういった遊びで口の周りの筋肉を鍛えていたのですね、きっと。

さらに簡単にできる遊びもあります。
新聞紙をちぎって手のひらに乗せ、それをフーと吹き飛ばす、だけです。シンプルですが、ちぎる、という手先の器用さも期待できる遊びです。
うちの子、言葉が遅いな…と少し気がかりな場合は、たくさんフー!できる遊びを取り入れてみてください。


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すー
おもちゃインストラクター・保育ナチュラリスト・UN DECOR講師による、子育ての知恵をシェアするブログです。天才児を育てるべくあの手この手で子どもと遊んでいます。私が子育てする中で大切にしていることや、年齢別のオススメ絵本、実際に買って良かったものなどを娘ヒー(もう9歳!)のリアクションとともに記録します。
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