ヒーも私も大好きなカマキリ先生の「昆虫すごいぜ」、
いよいよ2019年元旦にお正月スペシャルがやります。
子どもに虫に興味を持たせる、ひいては理科に興味を持たせる良い番組ですので、ぜひご覧ください! スペシャルを前に、2018年12月31日9:00~10:30まで再放送がありました。
備忘録として、過去の放送をまとめました。
昆虫採集に行く時に、捕まえ方・オスメスの見分け方などの参考にしたいと思っています。
個人的に好きな見どころは、
- 虫を捕獲した時の香川さんの嬉しそうな顔
- 先にスタッフに捕獲されたときの香川さんの悔しそうな顔
- 絶妙なセレクトのBGMにも注意してみてください。選曲でプッと吹くことあります^^
目次
過去の放送内容のまとめ
1時間目「トノサマバッタ」(2016年10月10日放送)
子カマキリ:寺田心、山内芹那
習性を考慮した「捕まえかた」
オスとメスの見分け方
「昆虫だいすき」コーナー
「クマゼミ」について香川さんが熱く語ります。
実験コーナー
「トノサマバッタのジャンプを体感!」
クレーンで11mも吊り上げられていました。
昆虫から学んだこと
2時間目「モンシロチョウ」(2017年5月5日放送)
子カマキリ:寺田心、新谷あやか
モンシロチョウは10日しか生きられない。
習性を考慮した「捕まえかた」
多摩川河川敷にて捜索。持つときは、2本の指で羽を挟んで持つと昆虫に優しい。
オスとメスの見分け方
メスは、オスより羽の根元がより黒い。
「昆虫だいすき」コーナー
「タガメ」について香川さんが熱く語ります。「タガメ捜査一課」宛にタガメの目撃情報を募集もしていましたね。
実験コーナー
「モンシロチョウのはねではばたけ!」
モンシロチョウの羽のすごさを、身をもって実験します。モンシロチョウの羽は、重さ1.0g以下。し脈のおかげで、軽くてしなやかで、風を受けても大丈夫なのだそう。
人間に換算すると、羽の大きさは、横幅4m37cm、縦幅3m42cmもの大きさに。アルミフレーム入りの総重量8kgって重すぎです…。
昆虫から学んだこと
モンシロチョウの幼虫は、お父さんお母さんに会えません!昆虫はおのれひとりで生きていかなくてはいけないんです!
特別編「出動!タガメ捜査一課」(2017年8月12日)
習性を考慮した「捕まえかた」
オスとメスの見分け方
「昆虫だいすき」コーナー:なし
実験コーナー
昆虫から学んだこと
3時間目「オニヤンマ」(2017年10月9日放送)
子カマキリ:寺田心、伊藤優衣
習性を考慮した「捕まえかた」
特徴:日本のトンボの中で最大といわれる体を持ち、4本のハネを自在に操り、時速60kmを超えるスピードで飛ぶトンボ。パトロール体質がある。
捕まえたオニヤンマにキスを連発する香川さんにウケました^^
捕獲した時のBGMが安室ちゃんの「can you celebrate」って…。
ギンヤンマは、流れのない池や沼にいる。
オスとメスの見分け方
「昆虫だいすき」コーナー
「変態」について香川さんが熱く語りました。加藤一二三さんを例に出して「加藤一二三さんはバラエティ界のチョウ。完全変態。今は加藤九十九」とのたまう。
実験コーナー
「オニヤンマの飛行のすごさに迫る」
ギンヤンマの急旋回をスタントカーで実験していました。
昆虫から学んだこと
特別編「カマキリ先生☆マレーシアへ行く」(2018年1月1日放送)
初めての海外ロケで狙ったのは、美しきマレーシアの国蝶「アカエリトリバネアゲハ」や、枯れ葉や花にそっくりのいろいろなカマキリの仲間、3つの巨大な角を持つ「アトラスオオカブト」など。
ロケ地は主にマレーシアのキャメロンハイランド。
首都のクアラルンプールからは遠い標高1500メートルの高地。
習性を考慮した「捕まえかた」
ロケが押して夜になった時に使っていたワザが、白い布を垂直に張って、後ろから照明を当てた装置。これで明かりに吸い寄せられるように虫が集まってきました。
オスとメスの見分け方
「昆虫だいすき」コーナー
十二虫(十二支)について、香川さんが熱く語りました。
実験コーナー
昆虫から学んだこと
4時間目「クマバチ」(2018年5月3日放送)
子カマキリ:寺田心、前田亜美
習性を考慮した「捕まえかた」
関東では毎年4月の中旬に現れる。地上3m辺りをホバリングしているのはたいていオス。クマバチが2匹追いかけっこしていたらだいたい追われているのはメス。クマバチと藤の花は互いに頼って生きているので(共生関係)、藤の花によく来る。
なんと、蜂のどんな種類でも、刺すのは「メスだけ」。というのも、針は産卵管が進化したものだから、産卵管のないオスには針がない、ということでした。
オスとメスの見分け方
オスの顔は、目が丸みを帯びていて、黄色い▲がついている。
メスの顔は、目が細く吊り上がっていて、黄色い▲はついていない。
「昆虫だいすき」コーナー
完全変態(カブトムシ)について熱く語り、神奈川県横浜市にて、カブトムシの幼虫を探しました。
実験コーナー
クマバチの羽のすごさを、体感していました。モンシロチョウと比べても、体に対して羽の大きさがとても小さい。1秒に3回しか羽ばたけなかった香川さんでしたが、クマバチは
昆虫から学んだこと
特別編「実録!完全変態」:カブトムシとオオムラサキ(2018年7月30日放送)
前回の「クマバチ」の放送内の「昆虫だいすき」のコーナーでカブトムシの幼虫を探しに行きました。その幼虫たちを育て、さなぎになり、羽化するまでを観察します。
習性を考慮した「捕まえかた」(カブトムシ)
カブトムシの幼虫は、枯れ葉の積もったところの、土の中に暮らしていますので、そういう場所を探しましょう。見つけたら、そこの土と一緒にバケツや水槽などにいれます。
オスとメスの見分け方(カブトムシ)
幼虫のオスとメスの見分け方:お腹の内側にVのような▼が見えればオス、なければメスとのこと。
習性を考慮した「捕まえかた」(オオムラサキ)
番組の後半では国蝶・オオムラサキの完全変態を観察すべく、山梨県北杜市に探しに行きます。
オオムラサキの成虫は、ほかの蝶たちと違い、花の蜜ではなくブナ科の樹液を吸うので、ブナ科の木を探す。
幼虫は、榎(エノキ)という木の葉を食べて育つので、榎の木を探す。
オスとメスの見分け方(オオムラサキ)
成虫の見分け方:オスは羽の色が青みがかった紫色、メスの羽の色は茶色でオスよりひとまわり大きい。
今回は森の中でオオムラサキを見つけられなかったので、オオムラサキを保護・研究している北杜市の「オオムラサキセンター」で特別に捕獲させてもらっていました。
「昆虫だいすき」コーナー:なし
実験コーナー:なし
昆虫から学んだこと:なし
5時間目「ハンミョウ」(2018年10月8放送)
子カマキリ:寺田心、古橋舞悠
カマキリ先生は、安部工房の「砂の女」で精神的な出会いをしたとのこと。
まだ自分で捕まえたことがなく、とても興奮していました^^
習性を考慮した「捕まえかた」
特徴:昆虫界一足が速い、体長2cm(ナミハンミョウ)ほどの小さい甲虫類。
成虫:草の生えていない地面にいる。走っては止まる、を繰り返す。
日当たりの良い場所が好きなので、天気の良い日を選ぶと良い。
目線を低くして探す。成虫で越冬し、夏前に繁殖する。
幼虫:地面の巣穴に住んでいて、1~2年かけて成長する。
ニラなどの細い葉を差し込むとそのうち押し出すので、
タイミングよく葉を引くと釣れることから「ニラ虫」との別名もある。
カマキリ先生は3時間で、メス2匹、オス2匹を捕獲していました。
オスとメスの見分け方
アゴの色:オスは白、メスは半分だけ白
前羽の角:オスは白、メスは茶色
「昆虫だいすき」コーナー
「拝啓 カマキリ先生」として、お便りの紹介コーナーでした。
以下、4通のお手紙が紹介されていました。
①タガメのストラップを贈られていました。
②小学生からで、「ゴキブリ」をテーマにしてほしいとリクエスト
③ピンクバッタを見つけたとの写真付きで報告。ちなみに場所は教えません、とのこと。
④質問、カマキリ先生の好きな昆虫はなんですか
実験コーナー
「ハンミョウの高速走行」を実験していました。ハンミョウの体長と後ろ足の長さを、人間の体長に合わせた長さにするため、竹馬を使い、24mを何秒で走れるかを測定。転んでけがをしないように、カマキリ先生はクレーン車でつられていました。
結果、カマキリ先生は、24mを32秒で完走。正直走った方が速いですね。
ハンミョウは人間サイズに換算したら、24mを1秒で走れるとのこと。時速80km以上!
昆虫から学んだこと
もうすでに天から選ばれている。生きていることの尊さを感じて欲しい。
お正月スペシャル、最新作の内容は…?
2019年元旦18時からの《「昆虫すごいぜ」お正月スペシャル 冬の森で初暴れ》
放送:2019年1月1日(祝・火)・18:00〜18:44
URL:http://www.nhk.or.jp/school/sugoize/
朽木の中に眠るクワガタ探しに挑むとのこと。
これまでの未公開映像もあるそうなので楽しみです。
習性を考慮した「捕まえかた」
オスとメスの見分け方
「昆虫だいすき」コーナー
実験コーナー
昆虫から学んだこと
再放送は、2019年1月3日(木)8:20~9:04 です。見逃した方はぜひ!
お正月スペシャルは放送され次第、更新します^^
あ~楽しみです。