「ことわざかるた」で遊んで言葉と知恵を学べる遊び方

ことわざ、皆さんいくつ言えますか?
ことわざは、人々の知恵がシンプルな言葉に凝縮された、宝物の言葉だと私は思います。

ヒーを見ていて記憶力の良さを感じていたので、かるたや百人一首でも覚えてしまうのでは?!と思い、良いものはないかとしばらく探していました。

そこで、ことわざなら短い言葉だし、ことわざの良さも教えたくて、よく見ている番組の

にほんごであそぼ ことわざかるた」を買いました。厚紙製で48のことわざが上の句・下の句に分かれています。1枚の絵札のサイズは縦8.5cm、横7.5cm。

「にほんごであそぼ ことわざかるた」は、ここがすごい。

まず、気に入っているのは、シンプルなデザイン。ことわざの上の句・下の句で二枚のかるたになっていて、対になったイラストが描かれているので、絵合わせとしても楽しめます。幼児にはモノトーンでシンプル過ぎるかな、と思いましたが、番組のデザインと同じなのですんなりとなじめているようです。

それから、解説の良さ。教育学者の齋藤孝さんが監修しており、ひとつひとつのことわざの解説が単純な意味の説明だけでなく、どういった場面で使えるかなども書いてあり、解説を読むだけで親も今一度勉強になります。

 

ヒーのリアクションは…?

ヒーが2歳4カ月の時に買ったのですが、買ってすぐはもちろんヒーはことわざなどひとつも知りませんでした。まずはパッケージを見ただけで「『にほんごであそぼ』のやつだ!」と大喜びで、カードを並べて遊んでいました。しばらくはそうやって遊ばせておき、何日かたってから、私が「もちは もちや!」など声を出しながらかるた遊びをしました。

この時のコツは、まずは文字数の少ないものから覚えさせていくことです。ヒーも一番初めに覚えたのは
私「すめば…」
ヒー「みやこ!」
でした。

幼児の吸収力は目を見張るものがあり、2日で10個も 覚え、半月で覚えたものは19個になりました。それからはしばらく間を開けて、たまにヒーが「ことわざかるたやりたい!」と言った時にやると、ちゃんと覚えているので感心します。

遊ぶたびに1つちょっと難しめのことわざにも挑戦しています。記憶が定着してからは、寝かしつけの時に「ことわざやって~」と言われて「どんぐりの?」「せいくらべ!」というようにクイズ形式で遊ぶこともできます。

何度もやっていると、そのうちに「かほうはねてまてってなに?」と言うように意味を聞いてくるようになりました。「良いことは寝てると来るんだよ」とかみ砕いて説明してあげています。ちゃんと意味を理解したいと思っているんだなぁと嬉しくなりました。

今では、「今日は早起きだったね~」と言うとヒーが「はやおきは、さんもんのとく、だね!」と言うようになり、ちゃんと関連付けて覚えているようです。小学生頃まで長く学びながら遊べそうです。

 

オリジナルも付け加えよう

「猫に小判」「豚に真珠」「河童の川流れ」など、基本的と思われるけども48の中に入っていないことわざもたくさんありますので、自分で同じサイズに厚紙を切り、絵札を随時追加しています。

最近では、「さんころび、やおき~!」など、わざと自分でアレンジしてウケ狙いすることが増えています。ちゃんと正しい言葉をわかっているから、アレンジできるようになったのだなぁと成長を感じます。

 


ABOUT US

すー
おもちゃインストラクター・保育ナチュラリスト・UN DECOR講師による、子育ての知恵をシェアするブログです。天才児を育てるべくあの手この手で子どもと遊んでいます。私が子育てする中で大切にしていることや、年齢別のオススメ絵本、実際に買って良かったものなどを娘ヒー(もう9歳!)のリアクションとともに記録します。
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