乳幼児向け、語彙を増やす教え方と生活習慣

ヒーは3歳4カ月の幼稚園入園前にしては、親の私から見ても長文を話し、想像して自分なりの回答を出したり、提案をしてきたり、語彙もどんどん増えています。くもんや七田式の体験学習に行った時にも「お話が上手だね」「よく言葉を知っていますね」「語彙がすごくありますね」「なにか集団生活していますか?(いや、していません)」などと褒められました。

今回はうちでこれまでやってきている、語彙力を増やす教え方や生活習慣をまとめます。

話し出す前:0~1歳頃

とにかく、語りかけていました

語りかけのコツは、

赤ちゃんが思っていそうなことを代弁する。「お腹空いたね」「手が届きそう、届きそう、届いた!」など

親がやっていることを実況中継する。「今からオムツを変えますよー」「今日はお天気がいいから、洗濯物を干します」※ですます調で話すようにしていました。

何かに気づいて注目させる声掛け。「あ、鳩が歩いてるよ」「あ、桜の花が咲いたね」など。→3歳の今、よく気が付く子になったと思います。

を主にしていました。

 

喃語を真似してあげる

「あーあー」「あうー」など、言葉になる前の発声をする時期には、その言葉を真似して返していました。

ヒー「あうー」私「あうー」という具合です。

はたから見たらおかしな人ですが、子どもは同じ言葉を返してもらえると(会話ができた!話すのって楽しい!)と思うのだそうです。

話すのって楽しい、と思ってもらえると、発語が早い気がします。

 

毎日、絵本を読み聞かせる

生まれてすぐから絵本を読み聞かせています。お座りができるようになる頃からは、絵本を2冊目の前に並べて、読んでほしい絵本を選ばせていました(自分で選ぶ、の練習)。

 

単語が出始めたら…:1歳頃から

語りかけと絵本の読み聞かせは継続しています。

真似、プラスアルファで返す

ママ、とか ぷっぷー、とか、単語が出始めたら、真似をしてあげて、文にして返していました。

ヒー「ママ」私「ママ。ママは食べています」

また、別のタイミングで、ヒー「ママ」私「ママ。ママはヒーを抱っこしています」

真似されると、(ママって言ったら通じた!)と思うらしいです。何かで昔読みました…。

ヒー「カーカー(カラスを指さして)」私「カーカー、カラスは黒いね」

 

二語文になってきたら…:2歳頃から

語りかけと絵本の読み聞かせ、真似プラスアルファで返すのは継続しています。

「これは?」「これは何?」にはきちんと答える

遅かれ早かれ必ず訪れる、「これ何?」攻撃。この時期は、明らかに知っているものも「これ何?」と何度も聞いてきますが、その都度手を止めて、ちゃんと答えていました。

掃除機をかければ「これ何?」(スイッチオフして)「掃除機だよ。お部屋をきれいにする機械だよ」(スイッチオン)という感じなので家事が進まない進まない…。

そのせいか、わからないことがあればお母さんにきけば教えてくれる、と今でも思っているようです。

 

興味をもったものを、セットで覚えさせる

「大きい」が分かるようになったら、合わせて「小さい」も教えていました。「うどんが…長い・短い」「きゅうりが…太い・細い」「リビングとトイレを比較して…広い・狭い」「車と自転車を見て…早い・遅い」「電気をつけたり消したりして…明るい・暗い」など、必ず実物を見ながら対で教えました。

「あか」が分かるようになったら、お散歩中にも赤いものをたくさん探しました。「ポストも赤いね」「赤い車だ」「ヒーの靴は赤いね」など。

そうすると、「じゃあこっちは(なんていうの)?」と聞いてくるので、「これは、あおだね」とすかさず教えます。「青い空」「青い靴下をはこう」など。

 

遊びに取り入れる

なぞなぞにもならない、ただのクイズをよくしていました。

「白い車で、具合の悪い人を 病院まで運ぶ、車はなーんだ?」「救急車!」

これだけで、具合の悪い人、運ぶ、などの語彙が増えます。

「果物で、緑と黒のしましま模様で、切ると中が赤いものはなーんだ?」「スイカ!」

緑、黒、しましま、模様、切る、中、赤い、など、クイズにするとたくさんの単語に触れられます^^

物の定義、を直感的にできるようになると思います。

クイズに慣れてきたら、ヒーが問題を出したがるのでやってもらいました。

「救急車でー、お腹が痛い人や ケガした人を 運ぶのなーんだ?!」とどや顔で言われましたが、答え言っちゃってますからw

でもまぁ、言葉の意味もちゃんと定義できているので、意外とできてるんだなと感心しました。

出題者側の方が頭を使うので、やりたがったらどんどんやらせました。

 

ヒーは2歳2カ月頃からしりとり遊びができるようになりました。しりとりは語彙がないとできないので、どんどん覚えます。

>>>しりとりで知力アップ!2歳でもできる、しりとりの教え方

 

スラスラしゃべるようになったら…:3歳頃から

語りかけと絵本の読み聞かせ、真似プラスアルファで返す、質問には丁寧に答える、セットで覚えさせる、遊びに取り入れるのは継続しています。

「なんで?」「どうして?」攻撃にもまじめに答える

3歳頃から始まる、「なんで?」「どうして?」攻撃にもまじめに答えます。2歳頃の「これ何?」攻撃と違って難しいのですよね。

なぜかというと、「これ何?」はその場にあるものを答えてあげるだけなので簡単なのです。

「なんで?」「どうして?」攻撃は、時間が経ったものをふと疑問に思って「なんで?」と聞いてきたりすることがあるからです。朝の幼児番組の内容を夕方に「どうして、チョロミーは○○してたの?」などと聞かれると、一緒に見ていないと答えてあげられないので、結果、私も一緒に見ていますw

なので、離れて食事の準備をする時などに、何か見たいと言われる場合には、私が一度一緒に見てもう内容を知っているDVD(しまじろうの教材DVDなど)を見せています。

 

ラジオのニュースを聴かせる

3歳なりたての頃から、毎朝NHKラジオニュースを聴いています。まだ効果は未知数ですがw、「もりともがくえんってなに?」、「ロシアってどこ?」、「かためたってなに?」「決めたってことだよ」など聴き取れた単語をたずねたり、「悲しいね…」と感想を述べたりするようになってきました。

>>>幼児にラジオニュースを聴かせるメリット・デメリット ←近日公開予定です^^

 

絵本の選び方も工夫しています

語彙を増やす、言葉に興味を持つ、文章を組み立てる練習として、絵本の選び方も工夫しています。

>>>年齢別【ことば遊びの絵本】でおもしろ楽しく語彙力アップ!

>>>3~4歳におすすめ、物語を自分でつくる【字のない絵本】

 

↓ひらがなが読めたら「音読」をオススメします。音読するとインプットしやすく記憶に残りやすいです。

>>>幼児でも音読できる?|ひらがなが読めたら音読しよう!

 

ひらがなが読めたらこんな遊びも

ひらがなが読めるようになったら、こんな遊びを通して語彙を増やすことができます。

>>>ひらがなが読めるようになったら|語彙力アップできる遊び

 


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すー
おもちゃインストラクター・保育ナチュラリスト・UN DECOR講師による、子育ての知恵をシェアするブログです。天才児を育てるべくあの手この手で子どもと遊んでいます。私が子育てする中で大切にしていることや、年齢別のオススメ絵本、実際に買って良かったものなどを娘ヒー(もう9歳!)のリアクションとともに記録します。
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