ヒーは今2歳11カ月ですが、2歳10カ月で○時と○時半、まで時計が読めるようになりました。今回は、ヒーが時計を読めるようになった方法を順を追って紹介します。
目次
子どもに時計の読み方を教える手順
1.規則正しい生活をする
まずは、規則正しい生活が大事だと私は思います。毎日同じ時間に同じことをしていると、時間の概念を理解しやすいと思います。
2.時計の存在を意識させる
からくり時計、公園の時計、腕時計、家の時計、町中の時計など、普段の生活で時計がどこにあるか意識させました。そのうち子どもの方から、「あそこに時計があるよ」と教えてくるようになりました。からくり時計は子どもが食いつくのでオススメです。キッズ用の腕時計を買ってあげるのも喜ぶと思います。
プリンセスソフィア 腕時計
私はその頃ヒーのブームだった「みいつけた!」のスイちゃんの腕時計を手作りしてあげました。ヒーは大喜びで毎日のようにつけていました。
2.数字に興味を持ったら12までは読めるようにする
数字に興味を持ち始めた時に、まずは10まで数えるようにすると思いますが、私は時計のことを考えて、12までを読めるように教えました。子どもが数字に興味を持っているタイミングを逃さないことが大事です。
3.生活に合わせて時間を宣言する
「あ、8時になったから、おかあさんといっしょ、見ようか!」「2時だよ、おやつを食べよう!」(我が家のおやつの時間は2時です)という具合に、まずは○時ちょうどにすることを時計を一緒に確認しながら声かけをします。できれば子どもが聞くと嬉しくなることだと興味を持ちやすいです。
4.時計に興味を持ち始めたら、絵本を導入する
ヒーは時計に興味を持ち始め、全然まだその時間になっていないのに時計を指さして「2時になったから、おやつにしようか!」と言うようになってきた頃に、時計の絵本を買い与えました。 とけいのほん1 (幼児絵本シリーズ)
この本では、時計の針のちびとのっぽが散歩をするお話を通して、○時ちょうどと、○時半、の読み方が分かるようになっています。ヒーは気に入ったようで、一日に何度も「読んで」と持ってきます。この本を読んで、ヒーも「○時半」が分かるようになってきました。
5.疑似時計を作り、予定の時間に合わせておく
時計に興味を持ち、読み方もなんとなくわかってきた頃、疑似時計を作りました。要は、手作りの時計の模型です。数字の色や針の色はヒーのリクエストで決めました。
この疑似時計を、予定時間に合わせ、本物の時計のすぐそばに置きます。予定時間の10分前くらいのタイミングで行うといいと思います。余り早すぎると待たせる時間が長いので。
例:9時50分頃に、「10時になったら、公園に行こうね!」と言って、子どもと一緒に疑似時計を10時に合わせ、本物の時計のそばに置いておきます。そうすると、本物の時計が疑似時計の時間と同じ形になったら、”10時になった”ことがわかります。ここでも、最初のうちは、子どもの喜ぶ用事(おやつ、お出かけ、など)の時にやるのがコツです。
ヒーはこの疑似時計を自分でくるくる回して、「7時!ねんねの時間だ!」とか「8時…おかあさんといっしょの時間だ!」と遊んでいました。
疑似時計の作り方
最後に、疑似時計の作り方を紹介しておきます。
用意するもの
- ダンボール
- 色画用紙
- 厚紙
- ペン
- 接着剤
- キリなど穴を開ける道具
- ホックの凸部品(下の写真の左下の部品)
作り方
- 丸く型を取ります。ボウルなどで型を取ります。
- 型どおりに切り抜きます。
- 色画用紙を貼ります。今回は盤は白にしました。好きな色で大きくはっきりと数字を書きます。
- 好きな色画用紙で針を切り抜き、厚紙に貼り、厚紙ごと針を切り抜きます。
- 時計の文字盤の真ん中と針に穴を開けます。
- ホックの凸部品に長針短針を通し、ホックの先端に接着剤を付け、文字盤の穴にくっつけ、しばらく放置したら出来上がりです。
この疑似時計、想像以上に時計の読み方を覚えるのに役立っています。セリアでスポンジ製の時計が売っているのをみて、「こんなん、作れるやん!」と自作を思いつきました。なので、作るのが面倒な方は、ぜひセリアへ!w