直接描き込めるタイプの絵本をいくつか紹介します。直接描き込めるメリットは、全部描き終わったら思い出として記録に残せることです。その時その時の感性を大事にして、同じ絵本を1年後にまた買って描き込んでみると、成長が見られて面白いかもしれません。
目次
くれよんのくろくんの世界に入ったみたい!
作者:なかや みわ
出版社:童心社
くれよんのくろくんシリーズから、お絵かきできる絵本が出ています。お絵かきをしたら作品として保存できるのが良いです。好きな色でいっぱいお絵かきしましょう^^
エンボス加工をこすり出しで楽しむ絵本
ぐりぐりスケッチ
作者:澤田 翔平
出版社:コクヨS&T
エンボス加工された、木の年輪やタイルなどの紙を下に敷いて、上から色鉛筆などでこすり出しをすると、その模様が浮き出てきます。組み合わせは自由に、オリジナルの絵が完成します。こするだけなので、小さなお子さんでもできます。
自分だけの美術館ができる絵本
おえかき美術館
作者:小林 マキ
出版社:コクヨ
全34ページのジャバラ製本です。各面の額縁に絵を描き込んでいき、広げると約3mの美術館のようになります。額縁が小さいので、4歳くらいからが良いかもしれません。
第2子の出産祝いに、上の子とママの秘密のノート
すき好きノート
作者:谷川俊太郎
出版社:アリス館
もう何冊、プレゼントしたかわからないくらい買っています^^ 親子で完成させる絵本です。左から開くと「すきノート」で子ども用、右から開くと「好きノート」で大人用、となっています。
第二子が生まれた人によくプレゼントしています。この絵本のおかげで上の子と向き合えて、コミュニケーションがよく取れてとても良かった!ありがとう!と感想をもらいます。
一人っ子でも、忙しいパパと交換日記のようにして作り上げてもとても良い思い出の一冊になると思います。うちもそろそろパパとヒーでやってもらおうかなと思っています。
ひらがなが読めるようになり、具体的なお絵かきができるようになる4~5歳なら、楽しく描けると思います。親も書くことがたくさんあり結構負担ですがw、がんばりましょう^^
ページ数に大満足の落書き絵本
らくがき絵本 五味太郎50%
作者:五味 太郎
出版社:ブロンズ新社
五味太郎さんの、厚さ3センチもある大型絵本です。中はわら半紙のような紙で、とにかくガンガンらくがきしていける絵本です。各ページには、元々一部だけ印刷がしてあり、残りを描き込んで仕上げるようになっています。たとえば、木の幹だけ印刷してあるページには「おおきな木です はっぱをたくさん、かきましょう」と書いてあり、子どもが葉っぱを描いて、完成します。
両方とも2歳半の時の描き込み。
全部をやるには、ひらがなを書くページや工作するページもあるので、5~6歳くらい(年長さん)が最適だと思いますが、2歳半からでもページによってはできるものもたくさんあります。長く遊べるので、私は各ページに絵を描いた日付を書き込むようにしています。