児童ホームや児童館って、いろんなおもちゃが置いてあるので、今子どもがどんなことに興味があるのかが分かってとても助かります。夏に児童ホームでオセロを遊びたがり、それをきっかけに2歳9カ月頃から自宅でもオセロで遊び始めました。
将棋や囲碁と同じく脳を鍛えます。視覚で捉えながら手も使って動かすという作業は、特に空間認識や芸術センスをUPさせると言われている右脳を鍛える効果があるそうです。
効果はともかく、オセロはルールが簡単、先を読む思考能力を育てる、老若男女・外国人とでも誰でも対等に戦える、良いゲームだと思います。家にあったフエルトを使って2週間くらいかけて「でかオセロ」をちびちびと手作りしたので、オセロの教え方も含め、ご紹介します。
「でかオセロ」の作り方
用意するもの
- 正方形の緑のフエルト(百均で売っています。今回は一辺が67cmのものを使っています)
- 油性マジック
- 白と黒のフエルト(百均のものです)
- お好みの色の刺繍糸
作り方
- 【オセロ盤を作る】緑のフエルトに油性マジックでマス目を書きます。2cmずつ端を空け、7.8cm四方のマス目を作ります。縦横とも8マスずつです。だいたいですみません。
- 【オセロ石を作る】白と黒のフエルトで直径6.5cmくらいの円を64個ずつ切り取り、白と黒を刺繍糸でブランケットステッチで縫い合わせます。私は水筒の底で型を取りました。全部で64個作ります。1日4~5個作れば2週間で完成、1日9個作れば1週間で完成します。刺繍糸はいろんな色を使いました(余っていてあまり使わない色を大量に処理したとも言う…)。白黒なので糸だけでもカラフルだと楽しくなります。半分くらい作れたら遊び始められます(子供はたいがい途中で飽きるので64個使わないでも遊べます)。
遊び方・教え方
オセロの遊び方は皆さんご存知だと思いますので、ここではヒーへ遊び方を教えた時の方法を書きます。教え込もうと躍起にならずに、のんびり、本人がやりたがった時にだけ、教えてあげてください。
- まずは、私が1人で白も黒も担当してオセロをして遊びました。その時には「白と白でサンドイッチしたから、ここが白にヘーンシン!」「お、黒と黒でサンドイッチしたから、こことここが黒にクルックルッ!」などと声に出して遊びます。
- そうすると間違いなく近寄ってきて「なにしてるのー」と来るので、やってみたい、と言えば一緒にやってみます。ヒーは初めやってみましたが、すぐに飽きて白黒の石をやたら手に持って遊んでいました。
- いくつ持てるかゲーム、何枚乗せられるかゲーム、紙袋に詰め込んで買い物ごっこ、テーブルに並べだしてお店屋さんごっこ、といろいろ遊んでいましたが、それもオセロに慣れ親しむ過程と割り切って、放っておきました。
- それからしばらくは目につきやすい場所に置いておきます。子どもが「オセロやりたーい」と言った時にだけ、よっしゃ!とばかりに遊びました。1カ月くらいで最後まで飽きずに遊ぶことができるようになりました。まだ「どこに置けるの~?」と聞いてきます。
- 第一段階:同じ色で挟むことの理解。間の相手の石が1個だとヒーにも分かりますが、3個だとまだ見えてないみたいです。親のフォローが必要です。視野を広く持つトレーニングになります。
- 第二段階:斜めを意識できるか。縦横はなんとなく分かっているようですが、まだ斜めは見えてこないみたいです。親のフォローが必要です。斜めを意識するトレーニングになります。
- 第三段階:先を読む、端を取る、角を取る、などの戦略的思考はまだまだです。
- 最後にどちらが勝ったか、数を数えます。これもまた数字に慣れ親しむ良いチャンスです。
初めての対戦は、白のヒーの勝ち!現在の目標は、じぃじと対戦すること。年末年始に会う時に対戦予定です。それからこちらは野望、今からたくさん遊べば「オセロ小学生グランプリ」にも参加できるかしら!?
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4×4コマから大人と同じ8×8コマまでステップアップして遊べるすぐれものです!こういう教え方もありですね!
オセロ
元祖オセロです。実家にあったなぁ。
「相手の立場を考えるゲーム」
オセロの前段階としてマルバツゲームをすると、相手の立場を考える練習ができます^^