実際にヒーに読んでとても反応が良かった「うさぎの絵本」を、あらすじと感想を含めて、0歳児向け→4歳児向けの順にご紹介します。対象年齢は目安です。ヒーに一番ヒットした時期を踏まえて設定したものですので、お子さんの興味や理解度によって選んであげてください。
年間のべ200冊以上を読み聞かせている絵本の中からのセレクトです。(毎月10冊年間120冊図書館で借り、自宅に50冊、病院や児童ホームなど外で読む30冊以上=200以上)
絵本の選び方については、良かったらこちらの記事「本は心の栄養♪絵本の選び方・読み方・読後のフォローが大事。」を参考にしてください。
目次
0~4歳児向け、うさぎの絵本
0~1歳におすすめ、うさぎの絵本
「ミッフィー いちにちの あいさつ」
作者:ディック・ブルーナ
出版社:講談社
【ストーリー】ミッフィーと一緒にごあいさつを覚えましょう。「おはよう」からはじまり、「いただきます」「ごちそうさま」「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」「おやすみなさい」までが網羅されています。
ディック・ブルーナのイラストは、色がはっきりしていて赤ちゃんにも見えやすいのでおすすめです。ミッフィーシリーズは、普通の絵本の他に、こういった知育系の絵本もたくさん出ています。ヒーもミッフィーのひらがなの絵本が好きでした。
1~2歳におすすめ、うさぎの絵本
「おばけのてんぷら」
作者:せな けいこ
出版社:ポプラ社
【ストーリー】「めがねうさぎシリーズ」のうさこが、てんぷらを作るお話です。おばけがうっかりてんぷらの衣に紛れ込んでしまい…。
「めがねうさぎシリーズ」の中でヒーが一番大好きなお話です。てんぷらが食べたくなります^^
「イソップものがたり うさぎとかめ」
作者:ジェリー・ピンクニー
出版社:光村教育図書
【ストーリー】イソップ物語の、うさぎとかめのお話です。
この絵本は、言葉がほとんどない、絵だけの絵本です。文字がないので、子どもと一緒に「何してるかな?」などお話しながらストーリーを追っていく感じで読みました。とても緻密な絵で、隅々まで生き物や植物が生き生きと描かれていて、1ページ1ページ、ヒーと一緒にじっくり眺めました。お気に入りの一冊です。
2~3歳におすすめ、うさぎの絵本
「わたしのワンピース」
作者:にしまきかやこ
出版社:こぐま社
【ストーリー】舞い落ちてきた1枚の白い布でうさぎがワンピースを作ります。それを着て花畑をお散歩すると、ワンピースが花模様に…!行く先々でワンピースの模様がどんどん変わっていきます。
ヒーはこの絵本が大好きです。♪らららん ろろろん らんろんろん と遊びながら口ずさむほどです^^ ワンピースの模様が変わるたびに新鮮な驚きの表情で絵本に見入っていました。
「どうぞのいす」
作者:香山 美子
出版社:ひさかたチャイルド
【ストーリー】うさぎが小さないすを作りました。「どうぞのいす」という看板を立てると次々に動物がやってきます。いすに置かれたものを食べては、後に来る動物たちのことを考えて自分の持っていたものを置いていきます…。
ヒーはこの絵本で、誰かを思いやる気持ちを知ったと思います。「次は何だろう?」とワクワクする絵本です。
3~4歳におすすめ、うさぎの絵本
うそうさぎ
作者:谷川 晃一
出版社:福音館書店
【ストーリー】虎模様の「うさぎとら」や、体はかばの「かばうさぎ」そして「うさぎゆうれい」…。ありえないうさぎがたくさん出てきます。
ヒーはページをめくるたびに、「えー!」と大笑いしていました。この絵本を読んでからは、自分でも何かと何かをくっつけて「いぬとり…あはは!」「らいおんわに…ひゃーひゃっひゃっ」と自分で言って自分で笑っています^^
「どんなにきみがすきだかあててごらん」
作者:サム・マクブラットニィ
出版社:評論社
【ストーリー】チビウサギとデカウサギが「どれだけ好きか」を比べあう、ほんわかした気持ちになるお話です。
読み終わった後に、どれだけ好きか、子どもに言ってみるのも楽しいですよ。
「すてきなバスケット」
作者:小沢 正
出版社:福音館書店
【ストーリー】ぶたとうさぎがバスケットを持って森にでかけます。あるセリフを言ってバスケットを開けると、欲しいものが入っている、不思議なバスケットなのです。その様子をオオカミが木の陰からのぞいていて…。
読み終わった私の印象は、「落語」のようなお話でした。ヒーにちゃんとオチが伝わったかわかりません…。お話自体は楽しんでいました。
うさぎのくれたバレエシューズ
作者:安房 直子
出版社:小峰書店
【ストーリー】バレエを習って何年かたつ女の子のお話。なかなか上手に踊れなくて、毎日のように星や月に「うまくおどれますように」とお願いしていたら…。
対象は小学校低学年からのようですが、3歳3カ月の時に「読んで」と持ってきたので読みました。絵がとても繊細で見入ってしまいます。桜の下で皆で踊るシーンはとてもキレイでした。ストーリーもじっくりと聴いていました。習い事などで伸び悩んでいる時に読んであげたい絵本です。
知育ポイント
実物を見たり触ったりすることが一番です。動物園や大きめの公園にある「ふれあいコーナー」で会えます。エサやりができるところでは、ぜひ、エサをあげてみてください。
うさぎの手ざわりや温かさはもちろん、うさぎのうんちを観察したりできるといいですね。ちなみに豆知識ですが、うさぎの足跡は、こんな形です↓
動物を触った後は、必ず石けんで手をよく洗いましょうね。