男女限らず、子どもって乗り物が大好きですよね。ヒーは女の子ですが重機が大好きで、工事現場に出会うと必ず観察しています。乗り物の絵本も大好きなようで、よく読んでいます。
実際にヒーに読んでとても反応が良かった「重機の絵本」を、あらすじと感想を含めて、0歳児向け→4歳児向けの順にご紹介します。対象年齢は目安です。ヒーに一番ヒットした時期を踏まえて設定したものですので、お子さんの興味や理解度によって選んであげてください。
年間のべ200冊以上を読み聞かせている絵本の中からのセレクトです。(毎月10冊年間120冊図書館で借り、自宅に50冊、病院や児童ホームなど外で読む30冊以上=200以上)
絵本の選び方については、良かったらこちらの記事「本は心の栄養♪絵本の選び方・読み方・読後のフォローが大事。」を参考にしてください。
目次
0~4歳児向け、重機の絵本
0~1歳におすすめ、重機の絵本
「よいしょ」
著者:三浦 太郎
出版社:偕成社
【ストーリー】ダンプカーやブルドーザーなどが、「よいしょ」とかけ声をかけながら作業をしています。
ダンプカーやブルドーザーなどが、「よいしょ」のかけ声とともにそれぞれの動きを見せます。工事車両がカラフルで見ていて楽しいです。シンプルな内容なので、ヒーも赤ちゃんの頃よく読んでいました。
1~2歳におすすめ、重機の絵本
「おたすけこびとのまいごさがし」
著者:なかがわ ちひろ
出版社:徳間書店
【ストーリー】おばあさんからの依頼の電話で、「さあ、しごとだ!」。公園の中や植え込みの中を必死で探します。「あ、いた!」なんと子猫が側溝に落ちてびしょ濡れです…。おたすけこびとたちはどうやって助けるのでしょうか。
ヒーも大好きな「おたすけこびと」シリーズです。たくさんの重機が協力して大活躍するので面白いようです。工事現場を見ていても、「おたすけこびとに でてきたよね?!」と興奮していました。
2~3歳におすすめ、重機の絵本
「みんなで! どうろこうじ」
著者:竹下 文子
出版社:偕成社
【ストーリー】パン屋さんの前のでこぼこした道路を、工事することになりました。まずはロードカッターでアスファルトを切ります…。
道路工事の工程をマニアックに忠実に描いてあります。隅々まで細かく絵が描かれているので、「この子は何してる?」「こっちは?」と読むたびに聞かれました。
とらっく とらっく とらっく
著者:渡辺 茂男
出版社:福音館書店
【ストーリー】定期便のトラックが道中のさまざまな出会いをしながら町まで荷物を運んでいきます。
一緒にトラックに乗って旅をしているような気分になります。約50年前の出版なので、町並みなどが古く、ノスタルジックな雰囲気の絵本です。
3~4歳におすすめ、重機の絵本
はたらくくるま みちをつくる
著者:こもり まこと
出版社:教育画劇
【ストーリー】ホイールローダーやダンプトラック、ショベルカーなど、いろんな車が登場します。みんなで道をつくります。ガラガラガーン、ドドドドドォーンや、ヒューンガガガザクザク、重機からでる音がリアルで、臨場感があります。
絵が緻密なうえ、上に下に横に広がる仕掛け絵本なので、親子で歓声を上げながら読みました。文字は少なく、擬音語が多いので、2歳からでも十分楽しめると思います。街中の道路を作る「みんなで! どうろこうじ」とは違い、こちらは山を切り開いて作る道路の工事現場です。実際には中に入れない工事現場ですが、とても細かく描かれているので、中に入って見ているようです^^
のろまなローラー
著者:小出 正吾
出版社:福音館書店
【ストーリー】ごろごろ ごろごろ 道を平らにしながらゆっくりすすむローラー。トラックや早い車に馬鹿にされながらどんどん追い抜かれて…。
車が擬人化されていてとても親近感のあるストーリーです。ヒーは、馬鹿にするところでは「だめだよねぇ」と言いながら、泣いている車には「どうしたの?」と声をかけながら読み聞かせを聞いていました^^
読み聞かせでの知育ポイント
重機が出てくる絵本を読んだら、ぜひお散歩中に工事現場を見かけたら少し立ち止まって、安全な場所から観察させてあげます。絵本と現実をリンクさせてあげてください。
きっと絵本の理解も深まり、実体験がより印象的に積み重なることでしょう。
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