実際にヒーに読んでとても反応が良かった「春の絵本」を、あらすじと感想を含めて、0歳児向け→3歳児向けの順にご紹介します。対象年齢は目安です。ヒーに一番ヒットした時期を踏まえて設定したものですので、お子さんの興味や理解度によって選んであげてください。
年間のべ200冊以上を読み聞かせている絵本の中からのセレクトです。(毎月10冊年間120冊図書館で借り、自宅に50冊、病院や児童ホームなど外で読む30冊以上=200以上)
絵本の選び方については、良かったらこちらの記事「本は心の栄養♪絵本の選び方・読み方・読後のフォローが大事。」を参考にしてください。
目次
0~3歳児向け、春を心待ちにする絵本
0~1歳におすすめ、春を心待ちにする絵本
「ちょうちょうひらひら」
【ストーリー】ちょうちょうがひらひら・・・と飛んで、うさちゃんにとまったら「うふふ」。
読む人も、聞いている人も、「うふふ」とニコニコしてしまう絵本です。ヒーは「ちょうちょう どこかな?」と指さし遊びも楽しみました。
「ほわほわさくら」
【ストーリー】「ほわほわ ふわん」「ほろ ほろ ほろ ほろ ほろり」ページいっぱいに咲いている桜の木から、花びらが舞い落ちてきます。
この絵本を読んだ前後に、本物の桜の花を見に行きましょう!どんな風に桜の花びらは落ちるかな?
1~2歳におすすめ、春を心待ちにする絵本
「はなをくんくん」
【ストーリー】冬の森で眠っているのは、のねずみ、くま、かたつむり…。ふと、みんな目を覚ます。はなをくんくん。
冬の眠りから覚めた動物たちが、はなをくんくんしながら、どんどん集まっていくと、そこには小さな花が雪の中から顔を出しています。春の訪れが本当に嬉しく感じる絵本です。ヒーもはなをくんくんしながら聴いていました。
「いちご」
【ストーリー】いちごが真っ赤に色づくまでが丁寧な絵で描かれていて「いちごはどこにあるの」「いちご、あまくなったかな」って聞くと、いちごが「もうすこしまっててね」と答えてくれます。
いちご狩りに行く前などに読むと、よりいちご狩りを楽しめますね。一次体験をじっくり味わうことは大事です。いちご狩りの後に読んでも、あの甘酸っぱい味と香りが脳裏に浮かんで、より深く絵本も堪能できることでしょう。
2~3歳におすすめ、春を心待ちにする絵本
「はるがきた」
【ストーリー】「はるが きた きた! はるが きた! さむい ふゆには、さようなら」「たんぽぽ すいせん チューリップ」
ヒーが一番好きな春の絵本は、これです。お話を丸ごと覚えてしまうくらい好きで、何度も読まされました。読み聞かせていても七五調などの語呂が良く、ヒーはあっという間に覚えました。イラストも可愛らしく、色合いは春らしく、とても気に入っています。音読に向いているので、ひらがなが読めるようになった今は、これを自分で音読しています。
「はるです はるのおおそうじ」
【ストーリー】3匹のねずみが庭先に家の中のものをすべて出して、春の大掃除をしています。すると、いろいろな動物がやってきては物欲しそうに庭にあるものをほめるので、気のいいねずみたちはあげてしまいます…。
動物たちが図々しすぎて私にはよくわからないのですが、一応最後は「人に親切にするといつか自分に返ってくる」という終わり方になっていてホッとしました。ヒーはこのシリーズが好きで、この絵本も何度も読んでいます。
3~4歳におすすめ、春を心待ちにする絵本
「ぽとんぽとんは なんのおと」
【ストーリー】あなの中で冬ごもりしているくまの坊やが、お母さんに尋ねます。「ぽとんぽとんってなんのおと?」
春を待つくまの母子の会話で、季節の移り変わりを優しく教えてくれます。雪の絵本だと思って借りましたが、どちらかというと「春の絵本」だと思いました。この絵本を読んだ後しばらくは、なにか音がすると「ぽつぽつ は なんのおと?」といろいろな音に親子で耳を澄ませました。
「はるがきた」
【ストーリー】もうすぐ春だというのに、まだ町は灰色。じゃあ自分たちで町を春にしちゃおう!というお話です。
結構文章量が多いので、お子さんのストーリー理解度に合わせて読んであげてください。町中に描いた春らしい絵たちが雨で消えてしまったところでヒーはとても悲しんでいました^^ が、そのあと本物の春が来て、とても喜んでいました。