絵本を読んでいると、ストーリーに重要な役目を果たすキーアイテムがよく出てきます。この間「11ぴきのねこ」を読んだ後に、ヒーがこのページのとらねこたいしょうを真似して、トイレットペーパーの芯をのぞいて「しまを みつけたぞ!」と遊んでいたので、それなら「とらねこたいしょうの望遠鏡」を作ってあげよう!と思い、作りました。
『あらすじ』
お腹をすかせた11ぴきのねこは、うわさで聞いた大きな魚のいる湖を目指します。湖を何日も航海し大きな魚を見つけると、なんとか知恵を絞って魚を捕まえようと奮闘します。果たして捕まえることはできるのか?!
「とらねこたいしょうの望遠鏡(伸縮自在!)」の作り方
用意するもの
- 直径の少し違うラップやアルミホイルの芯、2本
- 黒い色画用紙
- ラップ 10cm四方くらい
- マスキングテープ
- 糊
- カッター
作り方
- 太い方の筒の一方に、ラップを取り付け、マスキングテープで固定します(これがレンズになります)。後から糊をつけるので、ビニールテープやガムテープではなく、マスキングテープが良いです。
- 2本の筒に黒い色画用紙を糊で貼り付けます。乾くまでしばらく放置します。
- 太い方の筒の、ラップのない方にカッターで8か所切れ込みを入れ、手で内側に折り曲げます。細い方の筒の一方にも8か所切れ込みを入れ、こちらは外側に折り曲げます。ここが伸縮する望遠鏡のキモです。
- 切れ込みを入れた方同士をグッと差し込み合わせたら出来上がりです。
伸縮自在です。内側に折った切れ込みと外側に折った切れ込みが噛み合い、ストッパーになっています。強く伸ばすと抜けてしまうのでそっと伸縮してくださいね。
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遊び方
短くしておき、目に当てて伸ばしながらいろいろなものを見つけて遊びます。ダンボール箱の船に乗ると臨場感が増すでしょう。普段の見慣れた部屋でも、望遠鏡越しに見ると新鮮に見えるから不思議です。
ヒーも「あ、パンダを見つけたぞ!」とぬいぐるみを発見したり、「あ、お母さんを見つけたぞ!」と遊んでいました。片目を閉じるのがなかなか難しいみたいで、しばらくはのぞいている方の目を閉じていました(閉じる目は反対だってば!)。しばらく遊んでいるうちに、のぞく方の目を開けて見られるようになりました。
※※注意※※目に当てたままウロウロすると間違いなく転んで目をケガする恐れがありますので、座って眺めたり、止まってのぞくように、保護者が注意しながら一緒に遊んであげてください。