0~4歳の年齢別におすすめ!雪の日に読みたい【雪の絵本】

実際にヒーに読んでとても反応が良かった【雪の絵本】を、あらすじと感想を含めて、0歳児向け→4歳児向けの順にご紹介します。対象年齢は目安です。ヒーに一番ヒットした時期を踏まえて設定したものですので、お子さんの興味や理解度によって選んであげてください。

年間のべ200冊以上を読み聞かせている絵本の中からのセレクトです。(毎月10冊年間120冊図書館で借り、自宅に50冊、病院や児童ホームなど外で読む30冊以上=200以上)

絵本の選び方については、良かったらこちらの記事「本は心の栄養♪絵本の選び方・読み方・読後のフォローが大事。」を参考にしてください。

0~4歳児向け、雪の絵本

0~1歳におすすめ、雪の絵本

「ごろんご ゆきだるま」


作者:たむら しげる
出版社:福音館書店

【ストーリー】ある冬の日、雪がしんしん降り積もって、地面は白一色です。そこへまあるい雪の玉が、ごろごろごろんご、転がってきました。次にやってきたのは…?

ヒーが2歳なりたての頃、読むたびにキャッキャ笑っていた絵本です。1歳頃から楽しめる絵本でしょう。実際に雪が降った時に、ゆきだるまを作ってあげると、絵本で見たものと実物とがつながり、リアル体験に変わります。

 

1~2歳におすすめ、雪の絵本

「やまのおふろやさん 」


作者:とよた かずひこ
出版社:ひさかたチャイルド

【ストーリー】しんしんしんと雪が降る山の中。「わっおふろだ!」次々と動物たちが飛び込んでいきます。そこへ、ゆきだるまさんまで飛び込んだら…。

寒い冬に温かいお風呂に入りたくなる絵本です。雪山の白がベースでシンプルな絵柄ですが、動物たちのお湯に浸かる前と浸かった後の表情や動きの変化が分かりやすく本当に豊かで、寒そうだねぇ、とかあったかいね〜〜と声かけしながら読んでいます。ヒーはゆきだるまが飛び込む時に「だめ~!」と叫びましたw。裏表紙も可愛いのでじっくり見て欲しいです。

 

「そりあそび―ばばばあちゃんのおはなし」


作者:さとう わきこ
出版社:福音館書店

【ストーリー】冷たい雪の日。森の動物たちが寒い寒いとふるえているのを見て、ばばばあちゃんはいった。「いい若いもんが、だらしないねえ。寒い日の特別なあったまりかたを教えてやるよ」

ベッドで遊んでいるうちに壊してしまい、それをそりに作り替えて集まった動物たちとそり遊びをするばばばあちゃんがとてもパワフルで楽しい気分になります。

 

2~4歳におすすめ、雪の絵本

「ゆきのひの ゆうびんやさん」


作者:こいで たん
出版社:福音館書店

【ストーリー】3びきのねずみが、風邪をひいたうさぎの郵便屋さんに代わり、荷物を届けてあげるお話です。あと1軒で届け終わるのに吹雪はどんどんひどくなり…。

ヒーはこの3びきのねずみシリーズが大好きで、この絵本でも感情移入しすぎて最後の荷物が落ちてしまうところで大泣きしてしまいました。ぎゅっと抱きしめて、「大丈夫だよ、よくお話を聞いていてごらん」と続きを読みました。子どもの心をこんなに揺さぶるストーリーってすごいな、と思います。

 

よぞらのほしは


作者:村上 康成
出版社:フレーベル館

【ストーリー】寒い冬の夜、白い息が良く見えます。ふくろうはほうほうと白い息をはきながらお散歩。ねずみはひっひっと白い息をはきながらお散歩。

ほぼ全ページ濃紺の地に星空がきらめいていて、冬のキリッとした夜空を思わせます。灰色の雲がやってきてキラキラの星たちを飲み込んでいき…のシーンではヒーは怯えた表情をしましたが、全部が灰色の雲になって、ページをめくると雪が降っていて「わぁ!ゆきだ!」と喜んでいました。

4~6歳におすすめ、雪の絵本

ペンキやさんの白えのぐ


作者:松村 雅子
出版社:偕成社

【ストーリー】不思議なペンキやさんのもとに来た、小さなお客様。大きな船をつくって!という子どもに、船の絵を描いてあげると、空に浮かび、ペンキやさんと子どもは一緒に旅に出ます…。

とてもファンタジックなストーリーです。大きな黒雲が来た時に、ペンキやさんが白えのぐで塗りつぶしていくと、白い雲に変わり、街に雪が降るのです。雪が降ると、こんなことが雲の上で起こっているのかも知れないな、と思わせてくれる素敵なお話でした。

 

ゆきだるまはよるがすき!

作者:キャラリン・ビーナー
出版社:評論社

【ストーリー】雪だるまが夜になるとどこかに集まり、楽しいことをして夜を過ごします。

サンタやうさぎの絵が全ページに隠されていて、読みながらそれを見つけるのが楽しい絵本です。

きらきら


作者:谷川 俊太郎
出版社:アリス館

【ストーリー】雪の結晶の写真絵本です。谷川俊太郎さんの言葉が読み聞かせていて心地よいです。

3歳を過ぎてから、こういった実写の絵本も割と読むようになってきました。本物の写真を見るのは、しかもこんなに様々な形の雪の結晶を見られることなんてないので、とても貴重な絵本です^^

知育ポイント

雪が降ったらぜひ雪遊びをしましょう。黒いコートを着て、コートに着いた雪を観察すると雪の結晶が見えます。実際に見せてあげるのもいいですね。白い息を観察したり、雪だるまをつくったり、絵本で読んだことをどんどん実体験しましょう^^ 手で触ると溶けることを体験させると、自然科学に興味を持つきっかけの種まきになると思います。

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すー
おもちゃインストラクター・保育ナチュラリスト・UN DECOR講師による、子育ての知恵をシェアするブログです。天才児を育てるべくあの手この手で子どもと遊んでいます。私が子育てする中で大切にしていることや、年齢別のオススメ絵本、実際に買って良かったものなどを娘ヒー(もう9歳!)のリアクションとともに記録します。
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