ヒーは2歳2カ月頃からしりとりができるようになりました。しりとりは「語彙力アップ」はもちろん、これまでに出た単語を記憶する「記憶力」、言われた言葉をイメージする「イメージ力」、「ルールのある遊びができる」など、知育の面からもとても良い遊びです。
しりとりの教え方
まずは、親が1人でしりとりをして見せました。「『いるか!』いるかのお尻は『か』だから、次は『か』から始まるものを探すよ、『かめ!』~以下略」といった具合です。おかあさんといっしょの「しりとりれっしゃ」のような説明が分かりやすいと思います。
それから、「ん」で終わると負けること、同じ言葉は言ってはいけないこと、を教えます。
子どもが言葉に詰まったら、ヒントを出してあげます。「し」から始まる言葉を思いつけないようなら「ヒントだよ、赤くて火を消す乗り物は、なんだっけ?」などとヒントを出してあげると子どもが答えやすいです。
あとは、遊び始めたばかりの頃は延々と続けずに、早めに楽しいうちに終わらせることがまたやりたくなるコツです。「き・き・き…きりん!あ!負けちゃった~」と親が「ん」で終わる言葉を言っておしまいにします。
しりとりの練習
こんな遊びをしておくと、しりとりが楽しくなります。
- 「あ」のつくもの探し…「あんぱんまん」「からあげ」「あり」「こあら」など、文頭文中に限らず、「あ」のつくものを探します。他にもいろんなバリエーションで遊んでください。
- 「ん」で終わるもの探し…「きりん」「こうえん」など、「ん」で終わるものを探します。「だいこん、ん、で終わるからしりとりで負けちゃうね!」
- クイズ…「公園にあるもので、階段を上って、滑っておりるものはなーんだ」「すべりだい!」とクイズで遊んでおくと、しりとりの時のヒントに答えやすくなります。
しりとりを効果的にするコツ
親が頭を使うのですが、語彙力を増やし、子どもが頭を使うようになる、しりとりを効果的にするコツがいくつかあります。
ひとつは、なるべく子どもが知らない単語を使ってあげることです。
例:子「ぞう」→親「ウグイス。鳥の名前だよ」→子「すべりだい」
もうひとつは、できるだけ偏らないように50音を使うこと。例えば、しりとりをやっていてあまり出て出てきてないなーという文字で終わるように仕向けます。「ぬ」が出てきてないな、と思ったら…
例:子「みそ」→親「ソルボンヌ。フランスの大学の名前だよ」→子「ぬ、ぬ、ぬいぐるみ」
などなど。これを組み込んでしりとりをしていると大人も頭をフル回転していいですよ^^
しりとりを発展させた遊び方
幼稚園児くらいになれば、発展させた遊び方もできるようになると思います。
- 食べ物しばり、動物しばり、など
- 2文字の言葉、3文字の言葉、など
- 風船をポンポンしながら…言葉を言いながら風船をポンと相手に打ちます。次の人は自分が風船をポンとするまでに次の言葉を考えなけばなりません。
もっと難しくすると、こんな遊び方もできます。
- あたまとり…「てれび」→「みぎて」→「うみ」のように、頭のひらがながお尻にくる単語を言います。
- 2文字取り…「にくや」→「くやしい」→「しいたけ」のように、しりとりを2文字ずつします。
おすすめの遊ぶシーンは「寝る前」
しりとりは、ロングドライブの暇つぶしや、病院の待ち時間、電車移動中、お散歩しながら、お風呂で、と場所を問わずに遊べますが、私がおすすめしたいのは、寝る前です。寝かしつけの時の暗い部屋で布団にくるまりながらしりとりをするのは楽しいです。
私は自分の番の時はできる限り長い単語を探すようにしています。ボケ防止ですw。
関連記事はこちらから
↓うちでこれまでやってきている、語彙力を増やす教え方や生活習慣をまとめた記事はこちらです。