生後3~4カ月の頃になると、手の存在に気が付き、自分の手をよく眺めるようになります(ハンドリガード)。そこまできたらもう一息。手でおもちゃを握れるようになります。うちのヒーは、その頃やたらと服のタグやぬいぐるみのタグをつまんだり引っ張ったりしていたので、「どんだけタグ好き!?」と思い、じゃあタグがいっぱいついたおもちゃを作ってあげよう!たくさんつまませて手先を器用にしよう!と思って「タグボール」を作りました。
タグボールの作り方
【用意するもの 出来上がり:各辺が約13cmの立方体】
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- 好きな布6種類(各15cm四方。つるつるな裏地の布・もこもこなタオル地・ガーゼ地、水玉・ストライプなど、生地の種類や模様の種類をいろいろ混ぜると、触った時に楽しい手触り&楽しい見た目になります)
- 好きなひもやリボンや布テープを何種類か(紙袋の布製の取っ手が意外と使えます)
- 手芸用綿(手芸屋さんや百均でも売っています)
- 手芸用プラ鈴(ぬいぐるみの中に入れる用の、二重構造になった鈴。参考までに下の写真を入れておきます。手芸屋さんの方が売っているかな)これがあるかないかで大違いなので、ぜひ入れてください。
作り方
1.6種類の記事を、サイコロの展開図のように並べ、色や柄の組み合わせを考えます。
2.そこにリボンやひもや布テープも合わせてどこに入れるか考えます。
3.考えたレイアウト通りに、中表にして手縫いで縫い合わせていきます。縫い代は1cmにしました。(ミシンがあればその方が早いです)途中、タグを一緒に縫い込むのを忘れないようにしてください。
4.最後に少し縫い残して裏返し、針やペンの後ろなどで角を出し、手芸用綿を詰めて、真ん中に手芸用プラ鈴を入れます。
5.縫い残しを「コの字縫い」で閉じたら完成です。
私はこんな生地と柄で作りました(ガーゼの大小水玉模様、綿の小花模様、綿の赤白水玉模様、裏地布の黒、タオル地、綿のストライプ模様)。
↓反対側の面はこんな感じです。
輪がたくさんあるので、ベビーカーなどにストラップでつけてあげることもできます。ヒーは渡した時からすぐに全部のタグを確認するかのようにつまみまくり、引っ張り、投げ飛ばし、噛みつき、遊んでいました。振るとリンリンと音がなるのも気に入っていた様子でした。
後に、親戚の子や友達の子にもその時にあった余り生地で作ったタグボールをプレゼントしました。皆食いついて遊んでくれていたようです。どうしてそんなにタグが好きなのかまったくわかりませんが、ベビーたちを虜にしてしまうタグの魅力、恐るべし、です。